COLUMN
コラム

桜満開の中でサクラマス

皆さんこんにちは、STREAM FIELD STAFFの藤村です。

今期のサクラマスシーズンが開幕してはや二ヶ月以上経過しましたが、
4月10日(金)に1匹目の櫻鱒に出会えましたのでご報告いたします。

朝一番にエントリーしたのは今年になり河川工事によって新しく出来てきた場所。
川幅がグッと狭くなり、急な瀬を経て大量の水が流れ込んでいるので、
水深もソコソコありそうに思えました。

しかし、工事によって思いも寄らない障害物あるかもしれないと想定して、
様子を見るために『Tricoroll 83 S 赤金』をチョイスしてアップクロスでキャストを開始です。
数投すると根掛りするような障害物が無いと判断できたので、
現在テスト中の『Tricoroll GT 88 SR』にチェンジしようかと考えましたが、
ロストが怖くそのまま『Tricoroll 83 S 赤金』をキャストし続けました。

着水と同時に一気にラインを巻き取り、ラインテンションを確保した後は、
テンションが抜けない事だけを心がけロッドとリールを操作していたら、
根掛りするような障害物が無い事を確認した場所で、
『コツコツコツ』とかすかな違和感がラインとロッドを経由して伝わってきました。
緊張しつつも平静を装い、更にテンションの確保だけを心がけ次の反応を待っていると、
ルアーがUの字を書いた途端に『グッググーーーン』と明確で激しいアタリが襲い掛かってきました。

流れの中でのスピード有るファイトを楽しみ、
慎重にランディングを行うことで、今季初の櫻鱒を桜が満開の中でキャッチできました。

今回キャッチしたルアーは『Tricoroll 83 S』でしたが、
テスト中の『Tricoroll GT88 SR』もSと同様の切れの有るアクションであり、
重心移動でありながら強い流れの中を泳ぎきる安定感もあります。

 

たらればになりますが、『Tricoroll GT 88 SR』でも確実に獲れた1匹と思うと、
ルアーチェンジしなかった事が悔やまれます。