COLUMN
コラム

長野県犀川にて臨む本流ビッグトラウト 後編

皆さんこんにちはTIMONストリーム フィールドスタッフの藤村です。
今回は、前回から引き続き、犀川殖産遠征の後編のレポートとなります。

遠征初日

50㎝半ばのレインボートラウトをキャッチした後、釣り場から更に下流を見ると4、5人いらっしゃった餌釣り師の方が2、3人に減っていたので本格的に今日のメインポイントに入る事にした。

先ほどに続いての良型のヒット

Tricoroll VIB 50 / トリコロール VIB 50

流れの中に見える大きな石の上流に、来シーズン発売予定の「トリコロール VIB 50」をアップキャストで入れ、餌釣りと同じ要領でアクションを出来るだけ付けず川底近くを流してポイントへ近づけていく。
そんな釣り方をしていると数個目の大きな石の時に「ガン!」と強いバイトが襲ったが、フッキングには至らなかった。悔しい思いはしたものの、この釣り方は間違いでは無いと言う確信も生まれた。

Tricoroll 舞55S / トリコロール舞55S

Tricoroll 流芯63/70HW / トリコロール流芯63/70HW

フォローとして、ルアーを「トリコロール舞55S」や「トリコロール流芯63/70HW」等に変えて同じ要領で流してみた。
しかしミノー系の沈下速度はバイブレーションに比べて遅いため、川底近くには入らず表層面を漂うように流されていった。
表層面を流すと良い場合が多々とあるが、今回は渋く、喰い上げてこない状況下である事とワンバイトを得られた事を勘案して、すかさず初めに使用した「トリコロールVIB 50」に戻した。
同じように流していくと、やはり数個目の大きな石に「トリコロールVIB 50」を通した時に、再度「ガン!」と強いバイト共にロッドがしなった。
前回のファイトで「TS-S80M」が良い仕事をするのが分かったので、ジャンプさせない事だけを注意し、魚とのファイトを楽しんだ。
全く不安なく引き寄せランディングしたのは50㎝を少し超えたようなレインボートラウトであった。

この日は日没までキャストし続け、甘噛みバイトに合わせを入れてもう一匹掛けたものの、リーダーの途中でのラインブレイク。
私のチェックが甘くリーダーに傷が入っていたのだろうか、魚には申し訳ない事をしたと反省している。

遠征2日目

前日に「TS-S80M」のテストが十分出来たのでこの日は「TS-S86M+」で挑んだ。更に放流系の魚ではなく野生化したレインボートラウトかネイティブのブラントラウトに狙いを定め挑むことにした。

友人にアテンドしてもらい0か1かのエリアに入り「トリコロールGT88SR/MD」や14g~19gのスプーンをひたすら1日キャストした。
結果は、運が悪かったのか私の実力が及ばなかったのかは分からないが、0か1の0を引いた1日であった。また本年度中にもう1度か2度はまた犀川殖産に訪れたいと思う。


以上が今回のレポートとなります。
結果としては、大型のレインボートラウトを2匹かけることができ、ロッドのポテンシャルを十分に感じることのできる釣行となりました。
今回追加された新機種は、ルアーのキャスト・操作ともに優れ、ヒットしてからは魚の動きに綺麗に追従しながらも、パワフルで粘り強いバットが魚の走りを抑え込みます。

本流トラウトに最適な、エキスパートを唸らせるロッドとなっておりますので、ぜひご期待ください。