COLUMN
コラム

その美しさに見惚れる富山渓流釣行

みなさんこんにちは、富山で活動している古崎水晶(ふるさきみずき)です。
2021年、渓流最終日の9月30日にTIMONフィールドテスターの飛田さんと富山県西部河川へアキヤマメを狙いに行ってきました。
最終日ということで期待が高まり、ルアーの整理をしたり、作戦を考えたりしていると、ろくに眠ることもできずに朝を迎えてしまいました。


いざ、フィールドを見てみると川にはやや濁りが入っている状況。
朝まずめに活性が上がった個体を狙うため大場所に入ることにしました。
釣りを始めようと思うと、早速、下流に入った飛田さんが何かをヒット。
デカそうだと思い急いで見に行くと、そこには素晴らしいプロポーションの本流イワナが横たわっていました。

見事なプロポーションの本流イワナ

飛田さんと
「最終日にやりましたねー!おめでとうございます!」
「ありがとう!やっぱりおったねー!」
と声を掛け合いつつ、サイズを測ると立派な45cm。

ヒットルアーは「トリコロールGT56 MD-F」、カラーは来年発売に向けテスト中の越中浮水ホワイトバック。
話を聞くと、ベリーグローを何種類かテストしており、この魚でどちらか決まったそう。ホワイトバックのカラーは、人間側から見ても視認性も抜群であるため、操作がしやすいのもメリット。

最終日にこんな魚を見ることが出来ただけで大満足でしたが、これで終わりではありませんでした。
「今度は水晶くんの番だね」そう言う飛田さんにキャストするよう勧められます。

Tricoroll 流心 53HW/トリコロール流芯 53HW(パールアユ)

飛田さんの近くのポイントは先ほどよりも深くなっているので、沈めることのできる「トリコロール流芯53HW」のパールアユを選択し、底までゆっくりと沈め、トゥイッチをしながら巻き上げてくるとヒット。

こちらも見事な本流イワナ

デカそうだと思いつつ、岩盤に擦られたりと、ヒヤヒヤしながらのやり取りをし、なんとか寄せてきてランディングしてみると、これもなんと45cmのイワナです。
ローライトな状況ではやはり白系のルアーが効果的だなと感じられる一本でした・

すぐに飛田さんが駆け寄ってきてくださり、二匹並べて写真を撮ることにしました。
こうやって喜びを分かち合うことが出来るのも渓流釣りの醍醐味です。

2匹並べるとなお迫力を増す本流イワナ

こうみるとすごい迫力。
オスとメスであったため、産卵に向けてペアを組んでいたのかもしれません。
素早く撮影を終え、無事産卵することを祈ってリリース。二匹とも元気に帰って行きました。
さて、ここからはヤマメ狙い。別の河川に移動します。
秋のヤマメはボトム狙いがメイン。

Tricoroll 舞/トリコロール舞

「トリコロール舞」や先ほどの「トリコロール流芯」を使い、最深部のボトムを探ります。

釣りあげたのは綺麗なアキヤマメ

ちょうど水の引き際だったせいか、魚の反応もよく、秋色の綺麗なヤマメが顔を見せてくれました。

「最後に、あそこのポイント見てきてよ」と言い残し、飛田さんは仕事のためこれでタイムアップ。
別れた後は、先日一緒に開拓した河川に更に移動をかけます。
到着したのはお昼過ぎで、川を見ると予想に反して水量が多い。
「魚が動いているかも」と思い、入渓したファーストポイントは流れの強い早瀬のエリア。


先ほどイワナをキャッチした「トリコロール流芯53HWパールアユ」をアップクロスで投げ、底を這わせるようにトゥイッチしてくると大きなアタリが。

尺越えのアキヤアメも登場

魚とセットでの一枚

慎重にランディングすると婚姻色に染まった32cmの秋ヤマメでした。


今回の釣行では、渓流解禁最終日にトリコロールシリーズが活躍してくれたことで、最高の釣りをすることができました。
今シーズンを振り返ると、コロナの影響もあり県内で釣りをする機会が多かったのですが、あらためて県内河川のポテンシャルに驚かされることとなりました。

コロナの状況次第ではありますが、来シーズンは今年あまり出来なかった県外河川の開拓もしていきたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。