

サーフに特化した性能
広大なサーフから一尾の魚を得るためにロッドに求められる性能は「遠投性能・操作性・感度」。素材の最先端テクノロジーと併せ、ブランク設計やガイド配置の微調整を繰り返し、それぞれの性能を高次元かつベストバランスで実現しました。


全国のサーフゲームを幅広くカバー
サーフゲームと一言にいえど、地域・海域ごとに地形や特性が異なり、使用するルアーや釣法も細分化されつつあります。そんなサーフゲームを幅広くカバーするサブルは、アングラー各々のフィッシングスタイル、またフィールドごとの地形や特性に合わせて選択可能な3機種をラインナップしました。


最新テクノロジーでサーフを制覇
進化を続けるサーフゲームに対応すべく、「ナノアロイⓇ」「トレカⓇT1100G]の最先端テクノロジー・素材を惜しげもなく採用。高弾性化と軽量化による感度・操作性の向上に加え、高い破断強度・パワーを獲得しました。
SPEC

3機種共通の特性として、ビッグフィッシュを制御するバットパワーと、テクニカルな操作を両立するため、穂先側とバット側のセクションごとにパワーを変えた設計でレギュラー~ファストテーパーに設定しました。
109MMH:Mパワーのティップ+MHパワーのバット
107MLM:MLパワーのティップ+Mパワーのバット
108ULML:ULパワーのティップ+MLパワーのバット

最新テクノロジーを用いた独自設計ブランク
ブランクは航空・宇宙用途にも用いられる東レ(株)のナノアロイ®テクノロジー適用樹脂と世界最高クラスの強度をもつカーボン素材TORAYCA® T1100Gに、異なる弾性素材を組み合わせた独自設計。
軽量かつ高強度を実現する革新的素材に加え、ジャッカルオリジナルのブランク設計により、サーフゲームに不可欠な「遠投性能・操作性・感度」を高次元で共立します。

強度とトラブルレスを両立する、富士工業社製SiC-S/ステンレスフレーム Kガイドを採用。

セパレートタイプのリアグリップで軽量化に貢献。

リールを締め込みやすい幅広EVAシングルナットを採用。
LINEUP
Name | Length | 継数 | Weight | Power | Lure Weight | Line | Price |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SB-109MMH | 10’9” | 2 | 201g | Medium - Medium Heavy | MAX 50g | PE #0.8~#2号 | ¥40,700 |
SB-107MLM | 10’7” | 2 | 184g | Medium Light - Medium | MAX 40g | PE #0.8~#1.5号 | ¥40,700 |
SB-108ULML | 10’8” | 2 | 140g | Ultra Light - Medium Light | MAX 28g | PE #0.6~#1.2号 | ¥40,700 |
Name | SB-109MMH |
---|---|
Length | 10’9” |
継数 | 2 |
Weight | 201g |
Power | Medium - Medium Heavy |
Lure Weight | MAX 50g |
Line | PE #0.8~#2号 |
Price | ¥40,700 |
Name | SB-107MLM |
---|---|
Length | 10’7” |
継数 | 2 |
Weight | 184g |
Power | Medium Light - Medium |
Lure Weight | MAX 40g |
Line | PE #0.8~#1.5号 |
Price | ¥40,700 |
Name | SB-108ULML |
---|---|
Length | 10’8” |
継数 | 2 |
Weight | 140g |
Power | Ultra Light - Medium Light |
Lure Weight | MAX 28g |
Line | PE #0.6~#1.2号 |
Price | ¥40,700 |
Priceは税込価格です。
LINEUP
SB-109MMH
未踏の沖を撃つド遠投モデル

沖のフレッシュな魚を狙い撃つロングキャストモデル。適度な張りと強いパワーを持つブランクで、ロッドの反発力を活かした大遠投が可能。35~45g程度の重めのルアーを最も得意とし、即アワセで積極的に掛けに行くスタイルにも最適。遠投した先でのフッキングでもパワーロスが少なく、魚の顎をしっかりと捉えます。バットはMHパワーで、青物が相手でも安心してファイト可能です。
JAN:4525807261196
伊賀拓実 インプレッション「SB-109MMHは、まさに“遠投専用機”。」
■「このロッドでしか届かない場所がある」
サーフで100m先のブレイクライン――
SB-109MMHはしっかりルアーを届けてくれます。30g〜40gのメタルジグやヘビーシンキングペンシルを、本当に“かっ飛ばす”感覚。
■「夏のマゴチ狙いで、このロッドを使わない理由がない」
僕がSB-109MMHを一番多用するのは、夏のマゴチシーズン。
ヒラメよりも口周りが硬いマゴチは、しっかりとフックを貫通させないとバレやすいですが、このロッドならバイトの瞬間に鋭く差し込めるので、掛けた魚を逃しません。
バットにしっかりとパワーがあるので、反転されても主導権を握ったままランディングまで持ち込める安心感があります。
■「飛距離も、操作性も。サーフで戦うための一本」
SB-109MMHの魅力は、ただ硬くて飛ぶだけじゃありません。
飛ばした先でしっかりとフッキングできる“硬さの中のしなやかさ”もあるんです。バットから全体にしなってくれるので、身切れせずに寄せてこれる。遠投ロッドにありがちな“硬さで弾く”感じがないんです。これはブランクスの設計がよく練られている証拠だと思います。
この1本で、釣果もスタイルも変わります。
近場メインの組み立てだけでなく、「遠くの地形を探る」という引き出しが増えて、攻略の幅が広がりました。
■「これからサーフで“あと一歩”を狙いたい人へ」
SB-109MMHは、広大なフィールドで遠くの1匹をモノにしたい人にこそ使ってほしいロッドです。
飛距離・フッキング力・操作性――その全部が揃っているからこそ、「あと一歩届かない」「バレてしまった」という悔しい思いを減らせます。
“このロッドだから獲れた”という魚が、必ず出てきます。サーフゲームを本気で突き詰めたい人には、間違いなく信頼できる相棒になるはずです。
SB-107MLM
操作性と汎用性に優れるサーフのスタンダード

20~30g程度を中心に、ミノーやシンペン、ワーム等のあらゆるルアーをテクニカルに操作出来る高い汎用性を持ったモデル。 しなやかで繊細に設計したMLパワーのティップは、ルアーの挙動や潮流、わずかなアタリを敏感に感じ取ることが可能。また、バイトを弾きにくく、ショートバイトが多発する低活性時やベイトサイズが小さい時にも効果的です。
JAN:4525807261202
伊賀拓実 インプレッション「1本で状況は変えられる」
SB-107MLMが“万能”と呼ばれる理由
「今日は何を投げよう? どこをどう探ろう?」
そんなふうに立ち止まったとき、僕がいつも手に取るのがこのSB-107MLMです。
迷ってるときほど、信頼できる相棒の存在が心強い。
このロッドは、サーフゲームの不確実性にしっかり応えてくれる一本です。
■ Mバット×MLティップ、このバランスが絶妙
SB-107MLMの最大の特徴は、Mパワーのバット × MLパワーのティップ。
正直、最初は「MLティップってサーフには柔らかすぎるんじゃ…?」と思ってたんですよ。
でも、使ってみるとわかります。柔らかいんじゃなくて“追従性がある”んです。
魚がルアーを咥えた瞬間、スッとティップが入るんですよ。
この“スッ”がすごくて、魚に違和感を与えない。
結果として、ルアーを離されにくくなるし、フッキングの成功率も自然と上がるんですよね。
■ 巻きの釣りで、真価を発揮する
特に感じるのが、シンペンやミノーを使った“巻きの釣り”での気持ちよさ。
ティップが“動きすぎず”ルアーの持ち味をそのまま出せるからこそ、魚の反応も素直で、こっちの手応えもはっきり感じ取れます。
■ 掛けた後も、主導権を渡さない
ティップで喰わせて、バットで獲る。
この“ワンツー”がとにかくスムーズ。
Mパワーのバットがしっかりと魚の引きを受け止めてくれるので、波にも流れにも主導権を取られない。
掛けた瞬間に「これは獲れるな」って思えるロッドって、正直あんまりないです。
■ このロッドが“答え”になる瞬間がある
「ジグ、ワーム、シンペン、ミノー」全部ストレスなく扱えるロッドって、本当に少ない。これはその貴重な1本。
MLティップに不安を感じる方もいると思いますが、むしろ“喰わせの要”になります。
魚に違和感を与えず、自然にフックアップできる。結果、獲れる魚が増えるんですよ。
■ この一本で、サーフゲームが変わる
SB-107MLMは、サーフを始めたばかりの方にも、経験を積んだアングラーにも安心して勧められる一本です。
迷ったときこそ、このロッド。
何を投げても、どんな海況でも、「きっと答えを出してくれる」って信じられる道具って、そう多くありません。
SB-108ULML
ハイプレッシャーサーフを攻略するロング×フィネス

5~14g前後のジグヘッドリグや、10~20g前後のプラグ、20g前後のメタルジグをテクニカルに操作し、ハイプレッシャーサーフを攻略するロングフィネスモデル。 飛距離や手前のブレイク・波を躱す事を考慮した長めの設定ながらも、軽量に設計されたブランクにより、軽いルアーを繊細に操ることが可能。激戦区のスレきってしまった魚にも口を使わせる「サーフフィネス」に最適です。
JAN:4525807261219
伊賀拓実 インプレッション「サーフフィネスという革命」
「今日は、厳しいな…」
そう感じるタイミングって、サーフでは結構あるんですよね。
朝マヅメが終わったあととか、アングラーがひしめくハイプレッシャーエリア。
ルアーを通しても、何の反応もない。まるで海が無音になったような感覚。
でも、実は魚がいないんじゃなくて、“口を使わないだけ”なんですよ。
そのタイミングで頼れるのが、このSB-108ULMLです。
■ タフコンディションでこそ光る、“静かな攻め”
活性が落ちた朝マヅメ後や、見切られまくるスレたフィールドで、このロッドの“静けさ”がむしろ武器になるんです。
派手な動きではなく、軽量ルアーをナチュラルに、スッと通してあげる。
このアプローチが、不思議と魚の警戒心を解いてくれるんです。
■ ULMLパワーが生む、指先のような操作感
108ULMLのパワー設定は、UL(ウルトラライト)×ML(ミディアムライト)。
この組み合わせ、正直かなり秀逸です。
指の動きがそのままルアーに“乗る”ような感覚。
5g〜20gくらいのルアーなら、水中のちょっとした変化まで手元に返ってくるんですよ。
ただ柔らかいんじゃない。
“感度を研ぎ澄ませた結果としてのしなやかさ”が、このロッドにはある。
■ ライトラインでこそ輝く設計
僕がこのロッドとセットで使うのは、PE0.6号+リーダー4号のライトラインシステム。
細糸って不安がある人も多いと思うんですけど、
SB-108ULMLは、その不安をいい意味で裏切ってくれるんですよ。
曲がり方が素直で、ラインへのストレスが少ない。
「この繊細さで、この安心感か」と、最初は驚きました。
繊細な攻めと冷静なやり取りが噛み合うロッド。それがこの一本です。
■ フィネスがゆえに、大型魚が反応
使用条件は少し限られてしまいますが、パワーやスピードよりも、自然さこそが食わせのスイッチになる。
個人的に数多くデカい魚を釣るために無くてはならない1本です!