COLUMN
コラム

今年大活躍のスイングリーパーを徹底解説!/伊賀拓実

こんにちは!宮城県の伊賀です!

皆さんは「サブル スイングリーパー」をご存知でしょうか。

ルアー?ワーム?どちらのジャンルなのか少し戸惑いますが、今年はこのルアーが大活躍しています。

まだ使用したことがない方も多いと思いますので、今回は今年絶好調の「スイングリーパー」をリアルに解説します。

スイングリーパーの開発秘話

スイングリーパーが必要になったきっかけは、近年のサーフアングラー増加に伴うプレッシャーが1番の理由です。

サーフゲームは年々人気高い釣りになってきましたが、その分魚に対して人的プレッシャーが掛かっている印象があります。
また温暖化=水温上昇も関係しており、今年の8月9月は海水温が異常に高く夏に強いマゴチも例年より釣れない状況でした。

そう言った「釣りづらい状況」の時に釣れるルアーを作成したいということで、スイングリーパーが誕生しました。

最大の特徴

スイングリーパー最大の特徴は飛距離!

「特殊形状アイ」を採用し、キャスト時にラバー類が後ろに移動するので空気抵抗を極限まで抑えます。もちろんヘッド部分は後方重心。

飛距離を出すために考えられた設計になっています。

ラバー・ネクタイの効果と威力

なぜ、ワームの代わりにラバーとネクタイなの?そう思う方も多いと思います。(自分もその1人でした。)

サーフゲームのメインルアーと言ったらワームですが、なぜタイラバで使用するネクタイを使うのか。理由はスイングリーパーのコンセプトが関係します。

開発秘話でも説明した通り、釣りづらい状況で釣果を出したいルアーなので「アピール力」を求めず、いかにナチュラルに魅せられるかがキーポイントになってきます。
ワームだと水中波動が強く、ルアーの存在感が出てしまいプレッシャーの掛かった魚に見切られてしまいます。

そうならないよう、ワームではなくラバーとネクタイを採用しました。

アクションはシンプル

サーフでは主に3つのアクション方法があります。

ただ巻き・ストップ&ゴー・リフト&フォール

ルアーとタイミングで使い分けますが、スイングリーパーに関しては「ただ巻き」を推奨します!

ネクタイのヒラヒラ感を出すことで魚の捕食スイッチを刺激させバイトまで持ち込むので、リーリングは必須になります。

おすすめの3色

スイングリーパーは計10色ありますが、その中でも特におすすめなカラーをご紹介します。

アカキン

朝まずめ夕まずめを攻略するならアカキンは絶対に外せないマストカラー!

薄暗い時間帯は光量が少ない分、魚もルアーを見つけにくい時間帯です。そう言った時は光量を反射してくれるアカキンが有効になってきます。

セクシーピンク

朝まずめを過ぎた12時間後の太陽が上がって来た時間帯。光量も十分あり魚もルアーを見つけやすいタイミングなので、フラットフィッシュが好むピンクを投入します。

少し雲が掛かった時でもバイトチャンスはあるので、12つ持っていても良いかもしれません。

ヒラメロン

ハイシーズンに入ったタイミングやアングラーが密集しているなど、プレッシャーが高くバイトが少ない時に効果を発揮します。

水に溶け込むクリアとグリーンのラバーと少しだけ存在感を出しているピンクのネクタイが絶妙なバランスを生み出します。

今年大活躍中のスイングリーパーいかがでしたでしょうか!?

これから海水温も下がりヒラメシーズンに移りますので、まだ使用したことがない方はこれを機会にぜひ使用してみてください!

スイングリーパーがハマった動画がこちらです!