フォールトリック劇場開幕!/伊賀拓実

こんにちは!宮城県の伊賀です。
前回、「サーフシーズンも終盤になってきました」と言いましたが、今年はなんか違う。
昨年より海水温が2度も高く、11月中旬になってもヒラメ&シーバスがよく釣れる!!
季節も冬なので狙うは良型ヒラメ!
シンペンが爆ハマりしたので、今回はその様子を解説していきます。
ナイトサーフはとにかくスロー

今回狙った時間帯は、「大潮満月」のナイトサーフ。理由はデカい魚が釣れるから。
朝まずめやデイゲームに比べて数は少ないですが、良型のヒラメ・シーバスのヒット率が高いので今回狙いに来てみました。
また、大潮満月が絡む今年最後のナイトサーフなので気合いを入れて挑みます。
キーポイントは「月明かり」。満月なので夜でも比較的明るいです。
ナイトサーフでヒラメを狙う際、特に重要なポイントが「ルアーの存在感を出す」事です。
なので、とにかくスローに巻き魚にルアーを見つけさせ喰わせる。ここが1番重要になります。
Day1:開始早々いきなり!
海は静かで無風の状態。ナイトサーフのベストコンディションです。
下げ潮のタイミングで、月明かりも出ているので光量を少しでも反射させる「ビックバッカーフォールトリック84/アカキン」をセレクト。

ポイントは離岸流とブレイクが絡む1級ポイント。
沖まで遠投し、着底。ボトムから30~40cmのレンジを引きたいので、ゆっくり巻き始めると早速バイト!
ドラグの出方と魚の引きでシーバスだと確信しましたが、100m先で掛けたので慎重にファイト。
静寂な水面から見える、ド派手なエラ洗い。高まる鼓動を落ち着かせながら無事ランディング。

76cmの立派なシーバス。嬉しい1本でした。

リアフックがしっかり掛かっていたのでこれはバレない!

ルアーカラーを「ビックバッカーフォールトリック84/ピンクバックイワシ」に変え、再スタート!
雰囲気も良く、30分ほどやりましたが無反応。別の離岸流を狙います。
釣り人は誰もいなく強めの離岸流だったので、斜めにキャストし岸から沖に向かってドリフトで誘う。
直線的にルアーを引かないので、同じルアーでもナチュラルに誘えます。
一定のレンジを保ちながらドリフトさせると、下から突き上げる明確なバイト!

60cmには届きませんでしたが、50cm後半の肉厚な良型ヒラメでした!
1時間半で良型2匹。十分な結果です。
Day2:ベイト喰い!
2日連続のナイトサーフ。前日とはポイントを変え、水深があるエリア。
水深がある為ベイトも入って来やすく、生命感があります。
ルアーは「ビックバッカーフォールトリック84/明滅ハラピン」をセレクト。

ナチュラルに誘いたいので、アピール力を抑えたカラーをセレクト。
前日とは違い、1時間経っても無反応。ベイトが入っているのかわからないまま歩いてポイント移動。
同じく水深が入っており、離岸流が発生しているポイントに到着。
流芯をドリフトでゆっくり誘い、ブレイクに差し掛かった瞬間にゴツッ!と石にぶつかるようなバイト!

フッキングしてみると、レギュラーサイズの肉厚ヒラメ!ベイトを捕食しているやる気のあるヒラメでした。
残り時間も少ないので、同じポイントで粘ることに。
ヒラメが釣れてから10分後、同じくドリフトで誘っているともモゾモゾバイト。
フッキングしてみると勢いよくラインが出される!前日よりもデカいシーバスだと確信し慌てず慎重にランディングすると…

前日よりも1cm大きい77cmのシーバスが釣れました!

筋肉質で丸々としたやる気のあるシーバス。痺れる1本でした。
2日間のナイトサーフは今までにない位、満足のいく釣行でした。
また、フォールトリックの爆発力に驚きを隠せません。
今回の釣行動画をYouTubeにアップしています!そちらも是非ご覧ください!