皆さんこんにちは、大分の一宮です。季節は晴真っ盛り。　　

暖かくなり狙えるターゲットも増えてくる季節ですが、今回はこれからシーズンを迎える

チニングについて、オススメのルアー等を交えながらご紹介したいと思います。

さてこの季節のチヌですが、沖の深場で産卵を終えた個体が水温の上昇とともにシャローエリアへと接岸してきます。

特にチニングのメインフィールドといえる河川の下流域へ遡上するために、河口域に集結する季節でもあります。ただ海より川の方が水温が低い傾向が多いので、河口域の深場（3〜4m前後）に溜まり、チヌは浸透圧や水温に体を慣らす為に留まることが多く、活性が高いというわけではありません。

果敢にベイトを追うというのは稀で、その場にいる甲殻類をじっくり探っているということの方が多いです。採餌行動から考えると、体力をそこまで使わずに、食べれるものを食べるというほどの活性であるタイミングに有効なアプローチとなるのが「フリーリグ」になります。リグの遊動部が、低活性のショートバイトにも十分に対応できるからです。更に河口域がメインフィールドとなりますが、牡蠣殻等が非常に多く、根掛かり回避に優れていることも利点のひとつです。そんな便利で有効なフリーリグですが今回何とジャッカルから、フリーリグをよりさらに深化させたニューアイテムが登場します。

それがブリーカーボトムスイッチです。（6月発売予定）

様々なギミックが搭載されていますが、特筆すべきなのはスイッチパーツについているV字のガードです。

このガードが根掛かり回避をしてくれるだけでなく、ボトムの地形の情報を手元にしっかりと伝えてくれるのです。例えば、牡蠣殻や砂利のところではガリガリといった感触が、砂地や泥状のところではズズッといた感触が伝わってきます。その感触から事前に根掛かりを回避することも出来ますし、非常に情報収集能力に優れているので、初めてアプローチするエリアに最初に使って欲しいアイテムといえます。使い方はシンプルでボトムズル引きでオッケーです。チヌの活性を考慮してスローに誘うのが有効なことが多いです。

またスイッチ特有のシンカーヘッドを活かしてのボトムバンピングもいいでしょう。砂地の場所をズル引いて探し、バンピングで砂煙を起こして周囲のチヌへアピールします。

一足先に、ブリーカーボトムスイッチでのテスト釣行では、圧倒的な実釣能力を体感することが出来たのと同時に「根がかり回避能力」の高さに驚きました。

フリーリグに比べて、ボトム感知能力が高い＝根がかりを事前に防げる

このメリットがチニングにおいてとても大きいです。今では、ボトムチニングをする時には手放せない相棒となりました。是非、発売されましたらお試し下さい！もっとチニングが面白くなること間違いなしです！（6月発売予定）

今から秋口頃まで長く楽しめるターゲット、チヌの特有の繊細なアタリからの強烈なファイトは非常にスリリングで魅力的です。是非挑戦してみて下さい。