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コラム

瀬戸内海でひとつテンヤに挑戦!!① 岡山編

皆さんこんにちは、フィールドスタッフの吉岡です。普段外房を拠点に活動している私ですが、
今回縁あって、4月1日、2日と、ひとつテンヤ遠征に瀬戸内海へ行ってまいりました!

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まず1日目、
お世話になったのは岡山県倉敷市児島元浜港 松本釣船2さん!
瀬戸大橋をバックに出船!興奮しました。

ひとつテンヤをやるには時期的にはまだ少し早いとの船長の話でしたが、真鯛ファンの多い瀬戸内海でのひとつテンヤ真鯛がどんな感じで出来るのか興味津々!鯛ラバでの出船に同船させていただきました。船の流し方の向きは後方への流しにより、鯛ラバと一緒と言うことで、釣座はミヨシ(船首側)へ!

鯛ラバの場合はひとつテンヤよりも重い物を使うので真下へとラインが立ちやすい反面、ひとつテンヤは出来るだけ軽い物を使うので、船の流れを受け、斜めにラインが入りやすくなる為、ミヨシ(船首側)じゃないとお祭りの原因にもなります。使ったエビは冷凍サルエビ!いつも千葉県外房エリアで使っているものと一緒です。頭が丈夫なエビを使う事が必須なので、重要なポイントです。

今回狙ったポイントは水深50mから20mまで、根周りと言うより瀬の駆け上がりが中心でした。
範囲的にはピンポイントな場所が多かった印象です。

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広域をパラシュートアンカーで流す外房とは全く異なるスタイルに、新鮮さと戸惑いを感じつつも…、
船長がとても丁寧に船を流してくれるので、水深40メーターでもビンビンテンヤ3号でも楽に底が取れます。
そしてアタリが無ければ速移動とフットワークは軽い!

瀬戸大橋をバックに、いつもと違う景色にも見とれていましたが、ポイントには鯛釣りの船団が出来ており
鯛釣りの人気が伺えます。イカナゴをメインベイトに狙っているとの事で、サビキ真鯛や鯛ラバが盛んの様です。
すぐ近くを通る船の竿先には、どれもビンビン玉が付いていました。

さて釣果の方は、
まずトモ(船尾側)の鯛ラバのお客さんが船中ファースト真鯛をキャッチ!潮先から一枚揚がればチャンスです!
そして僕にも水深40メーター5号のビンビンテンヤで小さなアタリ!
スーっと誘いフォールさせると途中でラインが止まり即アワセが決まりました!
瀬戸内海ファースト真鯛をキャッチ。サイズは可愛かったですが嬉しい一枚でした!

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瀬戸内海でのひとつテンヤの可能性を実釣して肌で感じられたので、とても勉強になりました!
ポイントと流し方によって、ひとつテンヤも有効な釣り方になると思います!

瀬戸内の真鯛ゲーム。これからの時期、釣果も一気に盛り上がるそうです。
皆さんも是非挑戦される事をおススメ致しますよ。

ちなみにタックルの紹介ですが、
ビンビンテンヤなら 5号をメインに3~8号前後。ロッドは青帝テンヤマダイの230Lクラスで十分でした。
状況に合せてMAX8・10号までの使用を考えるなら230MLがベストマッチでしょう。

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ボトム付近での反応が弱い時は、わざとラインが流されるくらい軽いテンヤを選択したり、
あえてキャストして斜めにラインを出す事で、潮の吹き上げを利用した中層攻略を狙うのが良いのでは無いか、
と感じました。1日だけの釣行では足りないので、是非また挑戦したいと思います。松本船長お世話になりました!