COLUMN
コラム

2024年新製品レポート/松本裕之

みなさんこんにちは。松本裕之です。

再び島根県へ大鯛狙いでシーラックさんにお世話になりました。

<タックル紹介>

ロッド:

[2024NEW]ビンビンスティック シュプリーム BSP-C511UL

タイラバセッティング:

TGビンビン玉スライドヘッド NEO 195g/234g

TGビンビン玉スライド雷流ヘッド NEO 156g

ビンビン玉 T+ネクタイ マスターカーリーSTRONG

ビンビンフック 乱舞

前回の釣行から3週間が経過しましたが、海は春本番を迎えていました。

春恒例のラインにゴミが付着する現象。

この潮がやってきたら魚が一気に動き出すサインなので嬉しい反面、ラインを巻くことができなくなるライントラブルが発生します。

このトラブルは、

1)ラインに少しずつゴミが付着

2)ロッドのガイドやリールのレベルワインダーなどラインにテンションがかかる部分でゴミが止まり大きくなる

3)ゴミが大きくなり、ロッドのガイドやリールのレベルワインダー部分でラインがロックされてしまう

このような仕組みで発生します。

これを軽減させるひとつの方法として、ロッドのガイドの口径を大きくすることが挙げられます。

ディープタイラバモデルである「ビンビンスティック シュプリーム BSP-C511UL」では大きめの口径のガイドを使用しており、トラブルを極力回避してくれる工夫がされています。

ビンビンスティック シュプリーム BSP-C511U を使ってみた印象ですが、ビンビンスティックエクストロの511と比べて軽く、適度な張りがあり、ラインが出ていかないバーチカルな状態でも曲がりすぎない絶妙なテイストになっています。

タイラバは、TGビンビン玉スライドヘッド NEO+マスターカーリーストロングTGビンビン玉スライド雷流ヘッドにビンビンスイッチ マスクを被せたもの+マスターカーリーストロングを使用しました。

マスターカーリーストロングは大きなシルエット、強波動、そして超極厚の0.9mmシートを採用。日本海で多様している3本針のセッティングでもトラブルなく使える待望のビッグネクタイです。

フックシステムは「ビンビンフック 乱舞 #11」の3本針。

二日ともに潮と風が緩く、終始はバーチカルな釣り。

厳しい条件でしたが、魚がとても豊富な海域なので飽きることなく釣れます。

3本針は多点掛け(複数の針が掛かる)ができるので、バラシを少なくするためにはおすすめのセッティングです。

最終日後半、帰港時間に差し掛かったところで潮が動き出し、海の様子が急変。

常に誰かのロッドが曲がっている状態に突入し、船長の計らいで時間を延長。

最後の最後に大鯛認定のハチマルを手にすることができました!

魚を引き寄せてくれたマスターカーリーストロング、そして激しい突っ込みにも耐え、じわりじわりと魚にプレッシャーを掛けながら浮かせてくれたシュプリーム BSP-C511ULがタイラバ通算15枚目のハチマルに出会わせてくれました。

これからイカが入る夏場にかけて大鯛と巡り合う確率がぐんと上がります。

みなさんもぜひ夢を狙いに足を運んでみてください。