COLUMN
コラム

全国各地を飛び回る今日この頃。

皆さんこんにちは。 かなり暑くなってきましたね。
シーズンも最盛期を迎え、トーナメントに取材にと全国各地を飛び回る今日この頃です。 

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その模様はテレビや雑誌、ネットなど各媒体で紹介されている通りなのですが、
昨日、そんななかの一つ、釣りビジョンのトップ50第2戦の番組を見た「ヒデさん」こと、
宮本英彦さんから感想のメールをもらいました。

この番組では、暫定4位で迎えた最終日にカメラ同船してくれたのですが、結果は残念ながらノーフィッシュ。
一回のミスが命取りになるという、なんとも悔しい内容の番組となってしまったのですが、
ヒデさんからは、「バラシと移動タイミング、まるで自分が出ていると錯覚してしまうぐらい、
ドキドキしました…」とメッセージを頂きました。
さすが元トーナメントアングラー、ヒデさんならではのコメントですね。
そして「やっぱりトーナメントが見ていて一番楽しい」とも。

通常、トーナメント以外の取材では、良い意味でも、悪い意味でも「ショー」的な要素が含まれてきます。 
このルアーで釣りたい、とか、あのテクニックを紹介したい、とか。
意識の先には、必ず視聴者や読者の目があって、どうしても見せ物として筋書きを事前に作ってからの
釣りとなります。まるでTVドラマのように、フィクション的な部分が含まれてきてしまいます。

もちろんその分、番組を刺激的な内容に仕上げることが出来るのですが…。
ところがトーナメントでは、そんなことを言っている場合ではありません。

とにかく釣る!何が何でも釣る! そして、絶対に負けたくない!
全身全霊を尽くして、戦い抜く必要があります。 ストーリーを意識している余裕なんてありません。
とにかく必死です。 でも、だからこそ、選手一人ひとりの赤裸々な人間模様がにじみ出てくるものです。

それはまるで筋書きのないドラマとなって、時には奇跡も呼び起こしてくれます。
そう、トーナメントは完全ノンフィクション。 脚色のない真のドラマなのです。
だから、たとえノーフィッシュでも人を感動させることが出来るのかもしれません。

さて、先日ロケの終了した釣りビジョンのJ1ドリームマッチ。
http://www.fishing-v.jp/j1/?link=top:genreprogram
ジャッカルプロスタッフ最強を決定するマジバトルのトーナメント企画です。 

とはいっても、テレビ番組ですので、笑いあり、涙ありのありえない仕込み満載。
きっと皆さんにも楽しんでもらえます。 でも、釣り自体は真剣そのもの。
それぞれのプロがプライドをかけて真剣に戦っているので、ご安心を。 
きっと感動していただけると思います。 正直、今までで、一番楽しい釣り番組になっているのではないかと思います。
それだけ、出演した僕たち自身も楽しめたトーナメントでした。7月24日の放映をたのしみにしていてくださいね。

ところで、上でも紹介したドリームマッチのスペシャルサイトでは、番組の内容紹介だけでなく、
優勝者予想コーナーで一般の皆さんからも投票募集中です。
現時点では、BinBinナカジーが謎の首位独走中。 まったくもって理解できない結果となっています(笑)。 
ナカジーは選挙法違反の疑いでさっそくペナルティーですね。でしょ?大会委員長のナルオさん!!
というわけで、皆さんもこの投票に是非参加して一緒に楽しんでください!!