COLUMN
コラム

『俺達。』最後の戦いVol.1「万全のプラクティス」

JB TOP50最終戦遠賀川のレポートでございます。
長〜いので数回に分けて掲載しますのでマッタリ読んでくださいな。

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まずはトーナメント本戦前のプラクティスまでさかのぼってみます。
今回はプリプラクティス後半から次第にプレッシャーの高まるフィールドで、
有名なインビジブルストラクチャー(リップラップ、消波ブロックなど)から
バスの気配が薄くなってきていた為、スポットをさらに細かくチェックしました。
具体的にあげると水深3mのリップラップ帯の手前にこぼれた岩や、
フラットにポツリとたたずむ直径20cm高さ1.5mの鉄杭など…。

少しでも水が安定しやすいエリア内の小さなピンスポットを探しました。
本当に気の遠くなりそうな宝探し。でも、誰もが見落とすような
小さなピンスポットを数多く持つ事が試合3日間で少しでも
他の選手とバッティングせずにマイゲームを成立させることができると考えました。
実際、そのようなスポットではフレッシュなバスが簡単に釣れたので
この戦略は間違いでは無かったのです。

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プリプラクティスでは、ピンスポット自体をマークすることはもちろん、
キャストするポジションも風向きに合わせて数ヶ所ずつマーク。
15m離れたポジションから水面下3mにある小さな岩の上に
正確にアプローチする練習を重ねつづけました。

1日6時間以上の競技時間。風向きや波によってボートポジションが
安定しないことも考えられます。それでもベストを尽くす為に
出来る限りの事は全てプラクティス中にしておきたかったのです。

というわけで、本戦1日目に続きます。