COLUMN
コラム

想像以上にセレクティブなカラーの差。

みなさんこんにちは。

トップ50の高滝戦が終わった後も、
取材やテストなどで実釣を繰り返し、
4月にしてはいつになく日焼けで顔が真っ黒な今日この頃ですが、
皆さんはいい釣りしてますか?

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さて、今回のお題はルアーのカラーについてです。

そもそも僕自身、以前はルアーのカラーには
それほど強いこだわりはなかったのですが、
ここ数年、微妙なカラーリングの違いで釣果に大きな差が出ることを体験し、
最近はけっこうカラーチョイスにこだわった釣りを始めるようになりました。

実際に先の高滝戦ではバスの主食となるワカサギを意識したカラーが効果的で、
この試合用に用意したピンテールワームの「高滝スペシャル」が
威力を発揮してくれました。また、アイシャッドも数種類のカラーを試した結果、
グリパンゴールド/パールホワイトのツートーンカラーが最も良いことがわかって、
高滝の非常にセレクティブなバスに対応することができました。
では、どれぐらい差が出るのかというと、かたやイレグイ、
もう一方は全くバイトなしというぐらい、極端な差が出てしまいました。
これには僕自身もかなりの驚きでしたね。

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それでは、どんな時にカラーの差が出るのかというと、
今のところバスが小魚を強く意識している時に顕著な差が出ることが多いようです。
アイシャッドやスーパークロステールシャッドなどはその典型で、
マッチザベイトを基本に、そのフィールドでメインとなる
ベイトフィッシュのカラーに合せることが基本になります。
また、スイムベイト系にも同様にカラーリングのキモがあって、
もちろんヴェイロンなどにはそんなシークレットをしっかりと踏まえた
カラーリングが施されているのは言うまでもありません。
この辺は現状を見る限り、あまり気が付いている人はいないようですね。

というわけで、現在も勉強中のテーマであるこのカラーリングですが、
今後もどんどん新しいことを発見していって、
面白い提案ができるのではないかと思っています。