COLUMN
コラム

JBエリート5戦を制した2つの要因(前編)

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皆さんこんにちは!

JBエリート5優勝の余韻に浸る間もなく、今はアメリカに来ています。
なにしろJB TOP50最終戦が終わった直後に、急遽JBエリート5戦の日程が発表されたのですが、
なんとそれがもともと予定していたアメリカ出張とモロにバッティング!!
しかも選手の当選発表は後日という悩ましい事態に。
結局、選ばれるかどうか解らないまま無理やりフライトの予約をキャンセルして
当選の発表を待っていたというわけです。

でも、結果は無事参加できただけでなく、
何よりも連日トップウエイトの完全優勝という
最高の形で終えることができてこれ以上ない形で終えることができたので
OKなんですけどね・・・。
これもひとえにサポートして支えていただいた
皆さんのおかげであります。重ねて御礼申し上げます。

さて、肝心の試合の内容は1月5日、すべての選手が終わった
大トリで放映される釣りビジョンの番組を見ていただくとして、
今回はこの試合の完勝を決定づけた2大キーポイントを紹介します。

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では、早速ひとつ目のポイントですが、
これは何よりもベストなルアーセレクトが決まったということです。
今回でいえばDDスクワレル79SP、カバークローのテキサスリグ、
そしてフリック5.8のヘビーダウンショットなのですが、
これをポイントセレクトに応じ完璧に使い分けることができました。
実際に試合当日はこれらのルアーで99%の時間を費やしました。
やはりトーナメントでは軸となるルアーをキチッと決められると、
ルアーの潜在能力を100%引き出すことができ破壊力も増すものです。

映像を見てもらえばわかるのですが、このルアーロテーションが神がかり的に決まった今回は、
自分で言うのもなんですが、ほぼパーフェクトな展開となりました。
ちなみに、すべてのルアーに共通しているのは「リアクション」です。
試合当日の急激な寒波の来襲により口を使わなくなったバスをバイトに持ち込むためです。
乱杭やブレイクではスクワレルのクランキングで、カバーでは7グラムと
重めのシンカーを使ったカバクロのテキサスを。粘土質のシャローバンクでは
フォール時のバイブレーションが強いフリック5.8のヘビダン
(ジグヘッドワッキーではないところがミソ!)でと、
すべて強い波動とスピードを意識したセレクトとなっています。

これから冬に向けてのパターンを考える上で参考にしてもらえるセレクトだと思いますよ。

と言う事で長くなったので次回に続きます。