COLUMN
コラム

ジャパンスーパーバスクラシック2023

皆さんこんにちは!

ジャッカルプロスタッフの藤田夏輝です。

先週末に河口湖で行われたJAPAN SUPER BASS CLASSIC 2023で3位入賞しました!

今大会は今シーズンの成績上位(TOP50シリーズ年間成績15位以上、マスターズシリーズ年間15位以上、各ローカルJBシリーズ年間上位2名、招待選手としてWBS年間優勝者)の選手のみが出場資格を与えられる権威ある大会。

その中で活躍したRevoltageの使い分けについてお話したいと思います。

機能面に関しては最先端のテクノロジーをふんだんに盛り込んだクラス最高峰のロッド。

全16機種ある中で、僕がトーナメントシーンで多様する番手がS510SUL-STです。同じようなレングスのS60SULと言う番手が存在しますが、これは全くの別モノです。

S510SUL-STは先調子で比較的シャキっとした操作系ライトリグロッド。

対してS60SULはベリーから柔らかに曲がるような、ロッドの振幅を利用したミドストや水面ピクピク系に向いたロッドです。特にPEラインを使用する事を前提に、ファイト時にカツカツしないように設計されています。

今大会では例年より少し遅いものの、ターンオーバーど真ん中で濁り気味の水質。それに合わせて水押しが少し強いルアーに反応が良くなってきます。その中でもラバー付きポークを漂わせるスイベルキャロに反応が良く、シェイクすると食わない状況でした。

ただ、このラバー付きポークは空気抵抗も大きく、飛距離が出せない為にラインはPE0.2号を選択。順当にいけばロッドはS60SULが良いのですが、S510SUL-STを選択。

今回はここがキモでした。

前大会である全日本バスプロ選手権東日本大会ではS60SULに PE0.2号をセットしてビッグフィッシュをキャッチしていました。

この時はマイクロプラグを使用したただ巻きで釣っていましたが、今回は『ラバー付きポーク』。この『ラバー付きポーク』で誘ってバスが鼻先に来た時、微妙な揺れがバイトに至らない事に練習で気がついていました。

特にシリコンラバーは水流に敏感に反応して動いてしまうからです。

そんなの手首を固定すれば一緒じゃない?

そう思われるかと思いますが、このやりやすさの違いは、食う寸前の極限状態の身体、手の揺れには大きく差が出るのです。弱い力でシェイクできるのがS60SULの良さなのですが、反対に少しの振動でティップが揺れてしまう。

こういった状況ではティップが指先で操作しているかのような、身体と一体感が持てるS510SUL-STが断然やりやすいのです。

言葉で説明するのが難しい感覚的な部分になってしまうのですが、使ったらすぐにわかると思っています。

僕がトーナメントを戦う上で必ず必要な番手S510SUL-ST

自信を持ってオススメします。

RELATED CONTENTS

PRODUCTS