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「替え玉 釣法」でJBTOP50第3戦マリンCUP霞ヶ浦 第3位入賞/市村修平

皆さんこんにちは、市村修平です。
2024年7月5日〜7日に茨城県霞ヶ浦で開催されたJBトップ50第3戦SDGマリンCUPにて3位入賞しました。

今回はプラクティスからかなり気合を入れ、トーナメント本番を迎えましたので、詳しくお話をしていきます。

プラクティスでは「今年の霞ヶ浦は釣れる」と感じるほど手応えを感じていました。晴れの日や雨の日での対策を練り、試合当日がどんな天候や状況にもアジャストできる準備は万端。

晴れの日はカバー打ち

テナガスティックに1.8gのネイルシンカーを刺し、カバーの奥に入れられるようにしました。ロッドはRVⅡ-C66M+。

RVⅡ-C66M+

このロッドは極端なテーパーで、ティップがよく曲がるので、フットボールジグや高比重ノーシンカーのボトム釣りに最適。操作性が良く、引っ掛けて食わせる間も作りやすいです。バット部の強さでディープエリアでも確実にフッキング可能です。

葦前や杭にはテナガスティックノーシンカー。ロッドはRVⅡ-C69L+BF。

RVⅡ-C69L+BF

こちらのロッドは3.5g前後のライトリグからシャッドやマイクロクランクまで対応可能なロッド。トレカ®T1100G素材を使用し、軽さと強度、感度を保ちながらしなやかに曲がるアクションを実現。高い汎用性を持ちながら軽くシャープなレーシング仕様です。

晴れの日にはこの2種類のロッドを使い分けていました。

雨の日には”巻き”

雨の日のシェード部分には、巻き感で自分なりにリズムが変えられるよう、スーパーブレイクブレードの5g7gを用意しました。
スーパーブレイクブレードはチャターにしては軽めですが、水面に破綻する動きが少なく、巻きのスピードが11gと変わらないほどグイグイ巻けるのでとても優秀だと感じています。スーパーブレイクブレードにもテナガスティックをトレーラーに使い、半日で10匹ほど釣り上げることもでき、雨の日の対策も万全でした。

試合はプラクティス通り!

とはなりませんでしたが、試合中にも新たな発見がありました。
エリアは境島から常陸利根の橋までに絞り、魚が濃いであろう葦と葦に絡むカバーや杭をひたすら往復したり入れ直したりの繰り返し。
数箇所良いストレッチでは、キッカーフィッシュサイズのバスが見え、反応はしてくれますが、なかなか釣れません。
なんとか釣り方がわかってきたところで、僕が河北潟でのガイド中にも使用する技「替え玉 釣法」を使いました。
この技は、はじめにロングMで気を持たせ、RV-BUG1.5で確実に喰わせる技です。リアクションで瞬発力が欲しかったのでこの時使用したロッドはRVⅡ-S61L-STです。

この「替え玉 釣法」でキッカーフィッシュを釣ることに成功し、初日トップウェイトを取ることができました。

しかし、初日トップからの2日目はまさかのノーフィッシュ。なかなか思い通りに行かないのがバスフィッシングですが3日目の決勝ではプラクティス通りに攻めまくることができ、14位まで落ちた順位を総合3位まで挽回することができました。

今回、3位を取ることができましたが、満足はしていません。

色々な環境変化に対応し、試合に本気で挑めるJACKALL製品と共に精進していきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。