COLUMN
コラム

ブレイクブレード誕生-これまでの10年とこの先-

今からおおよそ10年前、2013年にJACKALLからリリースしたBREAK BLADE-ブレイクブレード-

初代 ブレイクブレード

その当時、抵抗の大きいトレーラーを使用する事でしか演出できなかった「直進性能」に拘った革新的なブレイデッドジグとして登場し、トーナメントシーンでも数々の成績を上げました。
特に2014年JB TOP50北浦戦では、片岡プロがブレイクブレードとアシを絡めた戦略1本で勝負し優勝を果たしたのは記憶に新しいところです。

引用元:https://www.jbnbc.jp/_JB2014/view_result.php?t_id=10020&days=3&page=story

そんなブレイクブレードは、アメリカのトップトーナメントシーンで現在も活躍している選手からも注目され、大量購入されたというお話も伺っております。
片岡プロはJACKALLプロスタッフ内のみならず、国内を代表するチャターベイト使いとして知られています。そんな片岡プロから1本の連絡が入ったのが開発の始まりでした。

2024年発売の新作:Super BREAK BLADE-スーパーブレイクブレード

言うは易し、行うは難し。

「これができたら完成やねん。」

やりたい事、完成形の具体性が明確なのが片岡プロの特徴です。
10年以上ブレイクブレードのみならず、世の中に存在するブレイデッドジグのほぼ全てを投げ倒してきたプロの要求は明確でした。
「なるほど、わかりました。やりましょう。」
理想像をヒアリングした後、そう答えてからリリースまで実に約3年を要することは後になって知る事でした。

受け継がれる直進性能と障害物回避性能

ブレイクブレードの直進性能はブレイデッドジグを“魚を獲る為の漁具”として使用するトッププロにおいて必要不可欠な要素です。
特に高いキャスト精度でピンスポットの魚を効率よく攻略する片岡プロにとって、イレギュラーな動きは予期せぬ根掛かりやトレースしたいコースから外れてしまうというトラブルを発生させる元となる為、こだわりの強い部分です。
また、元々高い障害物回避性能を持つブレイクブレードですが今回、下向きのガードを追加しジグの横倒れを制御する事で更にトラブルレスになるというアイデアは大きなアップデートポイントでした。

「板物」開発の奥深さ

Super BREAK BLADEの開発において開発担当者の頭を悩ませた大きな要素の一つがブレイデッドジグの心臓部であるブレードの設計です。

いわゆる「板物」全般に言えることですが、厚さサイズマテリアル曲げ具合、そのどれかが少しでも変わると全く違うアクションを発生させる生き物のような存在です。
JACKALL開発部の中でも板物の開発は眉をひそめる案件として知られています。
開発部は毎日新しい板を抜き、片岡プロは毎日フィールドでキャストしてフィードバック。そんな日々をおおよそ2年強繰り返してようやく設計が決まったのが今回Super BREAK BLADEに搭載しているブレードです。

それぞれのウエイトに対して設計の異なるブレードを搭載しています。
新しいルアーを5個設計するのに等しい労力を要した。」とは開発担当者談。圧倒的なアクションの立ち上がりとタイトピッチアクションはフィッシングプレッシャーのかかった状況下でも魚を引き出すことのできる要素です。
…余談ではございますが、この段階で量産性を全く無視したいわゆる「Hyper」 BREAK BLADEが誕生しましたが、現状は封印されています。

オリジナルフックという新しい武器

2023年度より、JACKALLでは完全自社設計によるフックシリーズのデリバリーを開始しました。
その開発タイミングとSuper BREAK BLADEの開発タイミングが合致したことはこれ以上無いプラス要素でした。
JACKALLフックシリーズに搭載している硬く折れにくく、歪みにくい釣り針専用ブレンドのマテリアルPRO SPEC METAL-プロスペックメタル-と、低摩擦性に優れる樹脂“PTFE”を用いた表面処理PTFE Armorを採用し抜群の刺さりを実現することができました。

ブレイクブレードとこの先

2024年に発売となったSuper BREAK BLADEと2023年に発売となったSuper BREAK BLADE Fine

Super BREAK BLADE
Super BREAK BLADE Fine

まさに対カバーブレイデッドジグは盤石の布陣が出揃ったと言えます。

タイトピッチアクションでプレッシャーのかかった魚にも口を使わせてしまう性能は例えるなら「カバーを攻略できるソウルシャッド」のような存在だと感じています。

2023年に霞ヶ浦水系で行われたアメドリでは片岡プロ・スタッフ小林ペアのウィニングルアーとなり、2024年JB TOP50 霞ヶ浦戦では3位入賞を果たしたJACKALLプロスタッフ市村プロをはじめ、JACKALLサポート外のプロもメインルアーにして頂いている姿を散見しております。魚を獲るための性能を突き詰めたブレイクブレード。釣り勝つ為の「トーナメントスペック」が皆様のこれからのプライベート釣行でも重宝される存在になってくれることを切に願っております。

辛口!!片岡プロが語るブレイデッドジグの動画はこちらをご覧ください。