春の房総リザーバーをマッチ・ザ・ベイトで攻略
皆さん、こんにちは。川島勉です。
自分のホームグラウンドである亀山ダムではワカサギの産卵期を迎え、それに合わせて川筋のベント部分(蛇行している部分)やバックウォーター(上流域)にワカサギと共にバスが遡上して来ます。
このような状況下のバスは、ボトム付近を横に動くルアーへの反応が良い傾向があります。具体的にはミノーやシャッドの早巻きなどが一般的ですが、川筋で流れの影響を受ける場所だけに流れで溜まった沈み物が多く、フックがむき出しのハードルアーでは根がかりが多発してしまう事が少なくありません。
そんな状況で自分が使用するのが、ワカサギの形状を彷彿させるヤミーフィッシュ3.8インチ。それにオフセットフックとラインアイ付き3/8(10.5g)〜1/2oz(14g)シンカージグヘッドに装着し、底をゆっくりシェイクしながら巻いてくるボトムストローリング(通称:ボトスト)で使います。
この使い方は、反応のよい横方向の動きを演出しながらも、オフセットフックで鈎先をボディに隠せるため根がかりが激減し、よりタイトに狙う事ができるのが最大のメリット。
使い方はキャスト後ボトムまで沈め、シェイクしながらリールを巻き続けます。その際にリグがボトムから浮きすぎない横方向への移動を意識します。もし、自分の操作している層が分からなくなれば一旦底までルアーを沈めてから、また巻き始めれば良いでしょう。
シェイクしながらのリーリングをする事で、ヤミーフィッシュはロールを主体にテールを微妙に震わせながら艶かしく泳ぐことで、産卵を意識したワカサギがボトム付近を泳ぎ回っている姿を彷彿させます。
【TACKLE SELECT】
ROD:POISON GLORIOUS 164MH、1610MH(JACKALL x SHIMANO)
REEL:Metanuim XG (左巻き)
LINE:フロロカーボン16lb
3/8(10.5g)〜1/2oz(14g)シンカージグヘッド
すでにこの釣りで今シーズンの春は良い釣りができていますので、皆さんもぜひお試しください。