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ひと足お先の水面ゲーム。RVラッシュアワーで春シャロー攻略

皆さんこんにちは、西川慧です。

花粉も飛び始め、花粉症の僕には辛い時期となっていますが、水中も春の陽気に誘われてバスも徐々に動き出してきています。

そんな時期に私がおすすめするのがRVラッシュアワーを使用したトップウォーターの釣りです。

えっ、3月なのにトップウォーター?と思われるかもしれませんが、実は早春でも楽しめるRVラッシュアワーの使い方をご紹介させていただきます。

 

【春なのにカバーから出てこないバスの攻略法】

春にトップウォーターというイメージはあまり無いと思いますが、実は産卵のためにシャローに上がってきたプリスポーンのメスバスを釣るのには非常に効果的な釣り方なのですね。

 

この時期、三寒四温を繰り返しながら徐々に水中の水温も上がっていくため、バスも浅場へと移動してくるのですが、実は三寒のタイミングや朝晩の冷え込みの影響で外に出ることなく、カバーの中でじっと身を潜めている個体も少なくありません。

 

そしてこのような状況では、水は温かくなるほど軽くなることから、バスもより温かい上方に移動し必然的にカバーの中で浮く傾向にありますので、そうした場合はルアーは下で誘うよりも、バスが楽に捕食できる上で誘った方が効果的になるのです。

 

そういう状況があるからこそ、あえて春にトップウォーターを使うことで、カバー奥に浮いたバスを寄せることができるのです。

 

【季節ごとのRVラッシュアワーの使い方】

ただし、ここで重要になってくるのが誘い方。

春が近づき水温が温かくなってきたとはいえ、バスの適水温に比べるとまだまだ低いため、速い動きはよくありません。3月~5月などのまだ水温が低くなるような時期は、ポップアクションを出しながらもステイをしっかりといれることで寄せて食わせる間を作ります。

また、私がラッシュアワーを使用するのは3月~11月ですが、季節毎にアクションを変えて誘っています。

 

例えば、6月~8月はポップアクションとドッグウォークの両方を使い分け、9月~11月は広範囲に魚が散っていることも多いため、高速ドッグウォークで広く探るのが基本です。

もちろん上記以外にも、水質がクリアな場合では見切られないように、春でも高速ドッグウォークで誘う場合もあります。また、秋でも台風等で濁りが入りバスがルアーを見つけにくいような場合は音を出すポップアクションで誘ったりと状況に合わせて

 

このように状況によって最適なアクションは変わるため、皆さんが行かれるフィールドで好みのアクションを使い分けてみてください。

これからどんどん魚がカバーに入ってくる時期になるため、大型のバスが狙いやすくなり、面白い時期になってきますよ。

ぜひ、RV-ラッシュアワーを投げて春のトップウォーターゲームを楽しんでみてください。