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COLUMN
コラム

i字系ゲームの真実 〜i SHAD CLIOを徹底分析〜

昨今の日本のバスフィッシングシーンにおいて再燃している”i字系”に、ジャッカルが満を持して投入する2020年の新製品”i SHAD CLIO/iシャッドクリオ”。コアなアングラーから高い評価を得ていたオリジナルのiシャッドをベースに、よりi字系に特化した設計のスペシャルモデルです。

そんなi字系というキーワードがトレンドにのって独り歩きしていますが、その本質についてはまだまだ理解されていないのが現状です。同じ場所、同じルアーを使っても大差が生まれるのがこのゲームで、核心となる部分を理解するまでは、完膚無きまでのパーフェクトゲームも珍しくないのがi字系の奥深さといえるでしょう。

そこで今回はiShad CLIOの釣りをもとに掘り下げてご紹介してみましょう。

【最初に理解しておきたい、i字系が効く状況とは?】

まず効果的な状況は下記の条件が当てはまります。

1)適度な透明度(バスの反応を目視するため、急な濁りはマイナス要因。)

 2)回遊性のある魚をメインで捕食していること(アユやワカサギ、オイカワなど)

3)水面が荒れていない(波気があると目視しにくく、アクションも乱れる)

4)余計なラインテンションがかかる風は注意(微風まで。風の影響を受けにくいコース取りは重要)

具体的には、春から秋にかけての状況で、水面付近のルアーを追える状況が有効です。おすすめは産卵を終えた後に体力が回復してエサを追いかけ始めるポストスポーン期(5月下旬以降)から梅雨あけ。もちろん、もっと低水温でも釣ることは出来ますが、まずは魚が釣りやすく目視できる時期が最適でしょう。狙うべきスポットは水通しの良い流れ込みや縦方向の障害物やウィードの束などを目安にするのが良いでしょう。そしてその場所にエサとなる小魚が絡んでいることが重要です。

【”まっすぐ”という最重要課題を、よりイージーに】

i字系の基本は一定速度でのリトリーブ。この時にリールを巻くハンドルの動きにつられてアクションが乱れるのは一定速度でアクションをキープしたままで引くには正しいセッティングと巻き方が重要になります。

正しいセッティングの基本は”まっすぐにリギングできること”。言葉にすると非常に簡単ですが、これが想像以上に難しい。一見して気づかない様なリギング(フックの仕掛け)のほんの少しの曲がりやネジレが支障をきたします。これまではリギングに細心の注意を払うことが必要でしたが、iシャッドクリオは専用設計により、この最も神経を使うセッティングをイージーにしました。

 

水流を整え、姿勢を安定させるためのクリオフィン。ベストセッティングを簡単にすると共に、スタビライザーとしてアクションの破綻を抑えてリトリーブスピードの幅が広がることで、バスがチェイスした際にスピードを変化させる”逃し”の誘いを可能にします。

同じく、十字型に設計されたクロステールでも水流を整えると共に、適度な抵抗を生むパラシュート効果となり、アクション姿勢の安定化に貢献。また、安定感に貢献するもうひとつの工夫、異なる比重の素材を2層にした低重心化構造。

i字系の最も難しい部分をアングラーのスキルではなく、ルアーの機能に頼って仕事させることで、アングラーのストレスを軽減し、釣りそのものに集中することが出来る。これこそ加藤プロが目指したものでした。

 

【i字系に特化させた超実践的カラー】

iシャッドクリオのカラーも個性的なラインナップ。一般的なバス用ソフトベイトではあまり見かけないカラーも多々ありますが、これも加藤プロの過去の経験から必要なものを選択した実践に基づいた一軍カラーばかりです。

●実績抜群!基軸となるSKダークサンダー

オリジナルのiシャッド時代から加藤プロの溺愛カラーだった、ダークサンダーをベースにブラッシュアップさせたのがSKダークサンダー。トーンやラメの量を調整し、さらにi字系に特化させた永遠の一軍カラーです

●光の反射を利用したアピール力のクリア系

バスフィッシングではあまり使われることのないクリア系ですが、実は水中では光の反射でアピールするカラーでもあります。加藤プロは20年以上前よりクリアの威力に注目しており、リアルカラー全盛期の時代にも、あえてクリアカラーのハードルアーを発表していたこともあるほど。

i字系でもこのクリアの威力は絶大で、SKダークサンダーでは食わなかったバスが、SKアイスクラッシュに変更するとバイトに持ち込めたことも幾度となくある、ここ一番での食わせのカラーです。

また、同じくクリア系のサイトクリアピンクはワカサギを捕食している状況やスモールマウスレイクで効果を発揮する、もうひとつの切り札です。

●視認性に優れるサイトチャートゴールド

視認性に優れるチャートリュースを背面に配色したサイトチャートゴールドも実績の高いカラーのひとつ。SKダークサンダーと並んで使用頻度は高いマストカラーです。

●ローライトでもアピール出来るマッチ・ザ・ベイトカラー

全国的にワカサギをメインベイトとするフィールドが増えている昨今、マッチ・ザ・ベイトを意識したワカサギカラーは必須。パールベースのクリアワカサギは光量の限られる状況でもバスにアピールします。

●存在を見せすぎない、スパイス的なダークカラー

Iシャッドクリオのファーストラインナップ中で最も地味なのがSKベイトフレーク。ダークカラーにラメをあしらったもので、ウィード周りなどであえてルアーの存在を隠す(バスに見せすぎない)状況にマッチするためのカラーです。

【タックルセッティングは全体のバランスが重要】

i字系ゲームにおいてタックルセレクトはトータルバランスが何より重要。

無駄を削ぎ落とすi字系の釣りにおいて、アングラーがストレスを感じる要素は可能な限りなくすことで精度は格段に向上します。

●基本セッティング

ロッド:6.3〜6.8ft ULパワー スピニングロッド

リール:#2000〜#2500スピニングリール(コンパクトタイプ/ハイギアが便利)

ライン:フロロカーボンライン 3〜4lbs

フック:マスバリ#6〜#4、オフセット#2〜#1(3.5インチ)

            マスバリ#4〜#3、オフセット#1〜#1/0(4.1インチ)

*フック表記はメーカーによって異なります

軽量なノーシンカーのiSHAD CLIOを使用するにあたり、十分な飛距離とリトリーブ時に竿先をブレさせない快適な操作性を併せ持つ6.6ft前後のULパワー/スピニングロッドがベストでしょう。リールは巻き続ける際のスムースさと安定感、さらにファイトに追従するなめらかなドラッグ性能をもった#2000〜#2500クラスをおすすめします。

参照:加藤プロ セレクト

ロッド:POISON ULTIMA 264UL(JACKALL X SHIMANO)

リール:ステラ or ヴァンキッシュ C2000HG/C2500HG(SHIMANO)

ライン:Red Spool(フロロカーボン) 2.5〜4lb(JACKALL)

       PE0.4号+ Red Spool(フロロカーボン)5lb

フック:マスバリ#1〜#3、オフセット#1〜#2(フック表記はメーカーによって異なります)

*この画像は加藤プロが2019年にJGFA ライン別クラスの日本記録を釣り上げた際の現物の画像です。

【さらにi字系ゲームを深く知りたい皆さんへ】

こちらの動画をご覧いただくと、さらにi字系ゲームを深くご理解いただけますので、ぜひどうぞ。

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