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トラウトキング選手権大会エキスパートシリーズ第2戦大芦川F&Cフィールドビレッジ戦3位入賞/門澤康宏

皆さんこんにちは。TIMONフィールドスタッフの門澤(かどさわ)康宏です。

第23回トラウトキング選手権大会エキスパートシリーズ第2戦大芦川フィールド&ビレッジさんにて3位入賞致しましたので当日の流れをレポートさせて頂きます。


【1回戦】3人〜4人から2人抜けの放流戦。
受付を済ませ抽選の結果A組でしたので1番初めのスタートとなりました。
釣座は川側のアウトレット付近。
試合時間は10分×4ローテ。
A組は前日+当日放流が入っての試合となり、普段大芦川さんで開催されているOFCカップの時と同じセッティングで準備を進めていきました。

スプーンはロミー3.1gの「放流オレキン」でスタート。
表層から速いテンポで巻いて来るとしっかりと反転する良いバイトが出て、第3ローテ目までは1つのスプーンで回遊している放流魚を中心に釣っていきました。
※狙ったレンジは以下の通りです。
第1ローテ:表層付近
第2ローテ:中層付近
第3ローテ:ボトム付近
第3ローテ目になると魚からのバイトが小さくなったりしてきていたので時折り巻きスピードを落としスライドを入れながら釣っていきました。
最終ローテになる頃には放流魚の反応も鈍くなり、パニクラDRラトル(エンドパンプキン)のボトムノックで手前のブレイクを回遊する魚を釣っていき、2位抜けで1回戦を勝利しました。

【2回戦】
2回戦以降は放流がない一対一のタイマンラウンド。
2回戦は駐車場側の真ん中あたりのB組に入りA組の釣りを見ながら準備をしていきました。
魚の活性も落ちていたタイミングだったのでちびパニクラSRを使い残存魚を中心に狙っていこうと思いましたが、バイトはあるものの食いが浅くしっかり針に掛からないような状況…立ち位置手前のブレイクに魚が溜まっているのが見えたので直ぐにTCレイゲンDR(ゴールドカドチップ)にして釣っていきました。
普段はミノーの効く大芦川さんでしたがこの日はプレッシャーもあり、1匹釣ると反応がなくなり、シンキングクランクを遠投し、沖に居る魚を中心に釣っていきなんとか数匹キャッチし2回戦を勝利しました。

【3回戦】
3回戦は3人〜4人から1人抜けのラウンド。場所は2回戦同様駐車場側の真ん中あたりでした。
2回戦の釣りを振り返り同じように釣っていき少し風が強くなったタイミングで表層をジャンプする魚が増えてきたので、デカミッツドライラトル(ダイゴスケピン)を遠投しラトルで誘いながら釣っていきました。
対戦相手の方も同じトップウォーターの釣りで、釣って釣られての痺れる試合でしたがなんとか逃げ切る事ができ3回戦を勝利しました。

【準決勝】
準決勝戦は3人から1人抜けのラウンド。
アウトレット真ん中あたりでの釣座で行いました。
これまで使用して来なかった釣座だった為、放流魚の残存が残っていると判断し1g中盤のスプーンから入りました。
反応はするものの追ってくるスピードが遅く粘れば釣れる状況だと思いましたが、対戦相手もここまで勝ち上がってきた猛者ばかり…。
釣り遅れる訳にはいかなかったため、手前にいる魚を狙っていこうと思いました。
以前、プロスタッフの遠藤さんがペピーノDR(蛍光ピンク)で手前の魚をコンスタントに釣っていたのを思い出し、同じようにやってみたら
これが好反応!!
遠くまで投げずに手前のブレイクに当てるようにゆっくり巻いて来ると連続ヒットもあり準決勝を勝利する事が出来ました。

【決勝戦】
決勝戦は4人×10分ローテでの戦い。
準決勝と同様に今まで使って無かったインレットの釣座で行いました。

スタート直後マイクロスプーンを使い高活性の魚を釣っていき、その後はペピーノDR(蛍光ピンク)で準決勝と同じように釣っていきました。
しかし、数匹釣ってからは反応が鈍くなりバイトも遠退いてしまった為、3回戦と同じようにデカミッツドライラトル(ダイゴスケピン)で釣っていきました。
ミスも多く出てしまったため、思うように匹数を釣る事が出来ませんでしたが、決勝終了時点で対戦相手の1人の方と同匹数で3位タイ。
早掛けで3位、4位決めのサドンデスを行いました。
サドンデスは今日活躍してくれたデカミッツドライラトルを信じ、一投目から針がしっかり残るバイトが出てくれてキャッチする事が出来ました。
サドンデスの結果ギリギリの勝負でしたが3位となり、今シーズン目標としていた表彰台に上ることが出来ました。

2年目のトラキン参戦で一つの目標としていたエキスパートシリーズでの表彰台…。
自分自身の力だけではなく、応援してくれた仲間やサポートしていただいているメーカー・ショップさんのお陰でここまで来れたと思ってます。

本当にありがとうございます!!

エキスパートシリーズの最終戦を終え8位タイ。
来シーズンへのシード権も得ることが出来ましたので、来シーズンはもっと飛躍出来るように今から反省点を修正してしっかり準備していきたいと思います。


使用タックル

ロッド:T-connection 60UL-E
ライン:エステル0.3号
ルアー:マイクロスプーン


ロッド:T-connection 61L+E
ライン:エステル0.4号
ルアー:ロミー3.1g、ペピーノDR、シンキングクランク
    

ロッド:T-connection 61L+E
ライン:エステル0.35号
ルアー:TCレイゲンDR、浮上系ミノー


ロッド:T-connection 55LML-ST
ライン:エステル0.3号
ルアー:ちびパニクラSR


ロッド:T-connection 55LML-ST
ライン:エステル0.35号
ルアー:表層クランク


ロッド:T-connection 60M
ライン:PE0.3号
ルアー:デカミッツドライラトル
    パニクラDRラトル