当日は晴れ。心配だった強風も朝の段階ではさざ波が立つ程度で一安心。

受付を済ませてくじを引くと26番目の入場でした。当日の参加人数は50人程度だったのでまずまずの番号です。

戦略ですが、基本的に自分で探って釣りを組み立てて行くのが好きなので前半を選択しました。

今回は20分のローテを3ローテ行い、12～13人中上位4人が決勝戦に進む事が出来るルールなので、朝に放流された魚を最初のローテで早くパターンを掴み、効率よく釣って後半は地の魚を釣って釣果を積み上げて行く事が出来るかが決勝戦に進めるキモになります。

○予選第1ローテ(Bエリア)

放流魚はサクラ鱒と虹鱒だと言う事なのでまずは当たれば展開の早いサクラ鱒を狙ってドーナ2gオレ金で表層～中層を探りますが、ピックアップ寸前にヒットした1匹のみで反応ナシ。まわりも同じ様子だったので、すぐに虹鱒狙いに変え、ティアロ1.9gジュネスオリカラピンク金を着底させてからの巻き上げで探ります。しかしすぐに1～2匹キャッチしたものの、なんか違う感じだったので、ウェイトをティアロ1.6gに落とし、同じくジュネスオリカラピンク金やオリカラのオレンジ白に変えて更に丁寧にボトムをフォールを混ぜながらトレースするとアタリが出始め連発。最後の方でシルバーヤマメに変えて更に数匹キャッチしトータル10匹で終了。まわりでは多くても7匹位の方が多かったので一歩リードできました。

○予選第2ローテ(Aエリア)

第1ローテでのアドバンテージがあったので、最初は自分の得意なクランクでパターンを探りましたが不発。

この後はスプーンに戻しボトムシェイク、トレースなど試しましたが魚気が全く感じられず戦略がブレ始めて焦りましたが、もう一度Ｄクラピーに戻しじっくり底を切ってトレースするとようやくヒットし無事ネットイン。終了時間まであと5分ほどだったので早上がりしました。

○第3ローテ(Bエリア)

最終ローテは良い印象だった第1ローテとほぼ同じ場所に入りました。この頃になると浜名湖名物の風が強くなり釣りにくい状況になってきました。まずはさっき良かったパターンで試し幸先よく一匹キャッチしましたが、後が続きません。その間にもまわりの方はいいペースでキャッチしていきます。

正直かなり乱れましたが、ティアロ1.6gを使用し同じパターンで通し合計3匹キャッチし終了。

予選は14匹キャッチし3位でなんとか通過する事ができました。

決勝戦に進めたのは16名。ここからは４人のグループで戦い２人が勝ち抜ける方式の試合を行い、最終的に４人が順位決定戦に進める事になります。

○決勝戦第1ローテ(Bエリア)

ここは向かい風でしたが、我慢して最初はFドラッグ1.2gチョコから開始。着底させてから超デッドスローで引いて様子を見ます。しかし横からの流れがけっこう強く、手前のブレイクをトレースしたいのに微妙に層を外している感じだったのでティアロ1.6gオリカラチョコチャートに変更。同じくじっくりリトリーブしましたが、触る程度のアタリのみ。さっきより触りはあるので層とゾーンはあまり外していないだろうと思い今度はウィーパー1.5gオリカラチョコチャートに変えるとやっとヒット。ここからは猛チャージし4匹キャッチ。もう一人の方が5匹だったのでギリギリ勝ち抜けし第２ローテへ。

○決勝戦第２ローテ(Aエリア)

ここを勝ち抜ければ4位以上が決まるのでなんとか抜けたいところです。先ほど良かったパターンで手前のブレイクの回遊狙いをひたすら続けて2匹キャッチしましたが同じ２匹の方が居たのでサドンへ突入。サドンはアタリがあったもののフッキング出来ず…その間に相手の方が釣ってしまい終了。

残念ながらベスト8で敗退してしまいお立ち台には登れませんでしたが、厳しい状況の中で楽しめました。

また次回のトーナメントも頑張りたいと思います。