COLUMN
コラム

今シーズン二本目の尺上山女魚

皆さんこんにちは、STREAM FIELD STAFFの藤村です。

今シーズン二本目の尺上山女魚と出会う事が出来ましたのでレポートいたします。

その日は早朝の時間帯しか釣りが出来ないスケジュールだったので、

一番最初に大物の実績が高い大場所に入りました。

水に濁りが入っていたので迷わずTricoroll55ギンクロを選択。

 

その大場所は魚が入っていれば必ず数キャストの内に反応が得られるので、

集中を高めてキャストを開始。

ところがその日は、集中力が途切れるくらいのキャストをしても一切の反応が得られません。

一旦は諦めて別の場所への移動も考えましたが、

釣りが出来る時間も少なく川の状況も芳しくないので、

その場所でもう少し粘ろうと考え直しての一投目。。。

ルアーを可能な限り移動させないために出来るだけリールを巻かず、

ロッドティップでの細かなシェイクでアクションを与えていると『ドッン!』と大きなアタリ。

 

アワセを入れた途端に上流に向かい走り出し、

鋭いドラグ音を響かせラインを引き出して行く。

何とか動きを止めさせホッとしてると、

今度はルアーが外れて岩にでも引っ掛かったのかと思うほど動かない。

ラインのテンションを緩めたり張ったりしながら動き出しを待っていると、

奇襲攻撃のように突然と流れに乗って下流に走り出す最悪の展開へ。

 

どんどん走られラインが岩などに擦れて切れるくらいならばと、

覚悟を決めてドラグを少しずつ締めて勝負に出る。

最悪の事態を迎える前に何とか動きを止めることに成功したので、

 

少しだけドラグを戻し時間を掛けて引き寄せランディングのチャンスを待つ。

そしてランディングが決まり、

私のネットの中にパーマークを残した尺上山女魚が収まり た。