COLUMN
コラム

小さいけれど大きな櫻

 今シーズンの前半は『ミディア88F』で絶好調でした。

ところが3月中旬から急ブレーキが掛り、5月の終盤まで櫻の釣果を得ることが出来なかった。

そんな大ブレーキを取り除いてくれたのは、『TIMON トリコロール83』でした。

 派手なロールとは裏腹に、ヒラは打つけどとっ散らからないアクションを信じ、流れが絞られ水量・水圧が強くなった所へ完全ダウンで送り込んだ。

『ここぞ』と言うポイントの上でトゥイッチを入れながら巻き上げてくると、岩盤の切れ目で『ゴッンゴッン』と櫻特有のアタリを感じた。

 渾身の合わせを喰らわし、久し振りのファイトを楽しもうと身構えたものの、その櫻はあっさりと素直に大人しく足元によってきた...
 サイズにして40cm有るか無し、櫻としてはとてもとても小さかったけど、ブレーキによる私のモヤモヤとした感覚を払拭するには、十分な大きな意義のある櫻を『トリコロール83』で得ることが出来ました。