長い旅の終点に向かう女王様、

２月からの３ヶ月間、

川原をさ迷うお馬鹿な私、

出会うことがあるとすれば一瞬でしかない。

２００６年４月３０日　８：３０

私はついに女王様に出会いました。。。

７時５０分頃「法島河川公園」へ到着、

いつもなら釣りながら「さくら橋」周辺を目指すのだが、

昨日の件があったので脇目も振らず一目散に歩き出す。。。

エサ釣り師を見たり、

散歩中の大きな犬、小さな犬を見たり、

川の様子を見たり、

花は散り若葉の緑が眩しい桜の木を見たり。。。

目的の場所に到着。

先行者は誰もいない。

今日は最初から「トリコロール８３S　金黒」をセレクト。

流れ込み付近から釣りを始め少しずつ釣り下る。

直ぐに昨日サクラがチェイスしてきた場所にたどり着く。

少し上流に向けキャストし、

流れに乗せながらトィッチを加える。

何投目だろうか？

１０投はしていないはずだっ。。。

突然とドラッグが叫び、

水面が割れ、

銀色の女王様が怒り狂った様に暴れ始める。。。

釣れたらパニックに陥るのでは無かろうかと、

心配していた私は意外に冷静だった。

竿の立て過ぎに注意を払い、

ドラッグを少しだけ締め、

女王様に戦いを挑んだ。

数分後、

銀色に輝く女王様は私の手の中にいた。

気付くと心臓がドクドクと高鳴り、

足がガクガクと震えていた。