COLUMN
コラム

キングフィッシャー「冬の陣」 レポート

こんにちは!
フィールドスタッフの神山敏幸です。

今回はキングフィッシャーさんで開催された、「冬の陣 第3戦」に参加させていただきました。
キングフィッシャーさんでの釣りは年始ぶり、プラなしのぶっつけ本番のため、

・放流魚を追うスプーニング
・デカミッツをメインとするトップパターン
・ダートランのボトムパターン

の定番ともいえる3つの戦略を中心に組み立てました。

スタート時の天候は晴れで暖かく、雲一つないハイライトなコンディション。
気になったのは、普段よりも魚影がかなり濃く、さらに回遊しているトラウトが多いという点。

一回戦
一回戦はB組で様子を見たかったところですが、A組スタートとなりました。
場所はインレット寄りのエリア。

放流が入っているため、先発はアピード2.3gの鉄板!!北関東をチョイス。

上から下まで徐々にレンジを落としていき釣っていくも、普段のような入れ食いの展開にはならず、グループ内での差はほとんどない様子です。
長い時間アピード2.3gで引っ張ってしまったため、二番手でティアロ1.6g、カラーは普段よりアピールを落としノブさんカラーを選択。

トラウトたちはボトム付近にたまっていると予想できたため、ボトムまで落とし、フォールを織り交ぜたゆっくりめの巻きを行うと連発!
さらに手前付近でのバイトが多かったため、キャスト位置は池の半分程度に抑え効率よく手前のブレイクについていると思われる放流魚を釣っていきました。

前半は終始この釣りを通し、後半は同じ釣りで1本。
巻きの釣り以外の反応も見たかったため、パニクラDR、ダートラン、デカグラベル2.3gなどボトム付近を攻めるルアーを試しそれぞれ1本~2本釣り、合計17本で一位通過!

二回戦
続いて二回戦です。ここも放流からスタート。
場所はアウトレット寄りのエリアです。
スタートは一回戦と同じアピードですが、やはりあまり連発する様子ではありません。
一回戦でハマったボトム付近の巻きを試すも、反応があまりよくありません。。
前半終了時は8本。
三人が並ぶ展開でグループ内での差は全くありません。

後半スタート直後、グループ内の選手が何本か釣り少し出遅れた様子。
そのため、審判時に観察しているとよく釣れていた重めのルアーのボトムが気になり、普段はサブ的ポジションであるダートランHWに切り替えます。
するとこれが正解で、アタリが少しずつ増え始めます。
しかしキャッチ率が非常に悪かったため、アクションを普段はあまりやらないロッドを大きくしゃくる釣りに切り替えると深いバイトが!

ラスト1分の時、2位の選手と同匹のためサドンデスのコールを受けたため、集中しなおし最後にダメ押しの1本を追加し13本。
1位タイで通過です!

準決勝
そして3人→1人抜けの鬼門である準決勝。
15分3ローテの長い戦いが始まります。

スタートはティアロ1.6gのメタリックカラー(自分塗り)でざっくり探るもノーバイト。
その後はパニクラDRのボトムノックや、ダートランHWのボトム、新発売のデカミッツラトルのトップを試すと、釣れるけど何かハマりきらない違和感が。
2ローテ終了時までその3つをローテし拾う形で5本のみと、この段階ではグループ内で最下位、、、。

このままの釣りでは通過は無理だと判断したため、同グループの方がバイトを多く出している表層の巻きにシフトしました。

ルアーはちびクワトロ0.8g、カラーはピカグローです。

スピードの対応幅が広い点と、活性の高いトラウトは残っていると予測したチョイスです。
するとこれが大正解で、今までが嘘のように深いバイトが出始めました。

序盤はメインロッドであるT-コネクション60L(フロロ)を使用し、バイトが小さく、さらに風が強く吹いてきてからはエステルラインを組んであるT-コネクション60L‐エステルにチェンジし、遠くのバイトもしっかり掛け7本。
サドンデスのコールがなかったため足りないと思っていましたが、終わってみると2位の選手と2本差で勝利!

決勝戦
いよいよ8人で争う決勝の舞台です。
メンバーは決勝常連の選手ばかり、まさにキングオールスター。

決勝はちびクワトロ0.8gの巻きからスタートするも準決勝のような反応がなく2本。
周りの選手は思い思いのパターンでどんどん釣っていくため焦ります。

その後、パニクラDR、ダートランHW、デカミッツラトル、サーフェイス系クランクなど様々なルアーを試しますがどれもバイトはあるがハマりきらず・・・。

結局、決勝の3ローテの間に正解を見つけることができずタイムアップ。。。
結果としてはシングル入賞の8位でしたが、悔しさが残る結果となりました。

敗因は、デカミッツを使用したトップパターンと、ダートランを使ったボトムのアクションを状況に合わせることができなかったことと、周りに釣り勝つことができる巻きのパターンを見つけ出すことができなかったこと。
また、ところどころランディングミスなどもあったので、しっかり基本の動作を見直し、次の試合に備えたいと思います。

良かった点としては、シングル入賞した試合で、すべてのトラウトをティモン製品のみで釣り上げることができたため、自信が付く結果となりました。
やっぱりキングフィッシャーさんとティモン製品の相性はバツグン!

最後に、今回使用したタックルを紹介させていただきます。

1 放流 スプーニング(アピード、ティアロ、ちびクワトロなど)
ロッド Tコネ60L
リール ヴァンキッシュC2000S
ライン フロロ1.5ポンド

2 フィネススプーニング(ティアロ、ちびティアロ、ちびクワトロなど)
ロッド Tコネ60UL
リール 2000番
ライン フロロ1.5ポンド

3 スプーニング(1、2のタックルで違和感を感じたとき)
ロッド Tコネ60Lエステル
リール ヴァンキッシュC2000S
ライン エステル0.3号 リーダー0.5号

4 クランク、ボトム(ダートランHW、デカミッツ、パニクラDRなど)
ロッド ポイズンアドレナ264SUL‐S
リール ツインパワーC2000S
ライン PE0.2号 リーダー0.5号

参加者の方々、運営の皆さん、お疲れ様でした!