T-connectionのおさらい〜UL編〜
皆さんこんにちは。ティモンの杉山代悟です。
2017フィッシングショーで初公開したT-connectionの新機種について
説明したいと思いますが、その前に既存の3機種の特徴をおさらいしていただきたいと思います。
・60UL
既存の3タイプの中で最も柔らかいタイプになります。
使用ルアーはチビクワトロ0.4g~ティアロ1.9gまでのウエイトを得意とし、
ナイロンセッティングを中心にフロロカーボンや、エステルラインなどのセッティングも使用可能です。
僕が最近使うセッティングは60ULにナイロン2ポンドのセッティングです。
ホームグラウンドの東山湖でボトムからの巻き上げでは最強セッティングだと思っています。
魚はルアーを食べるとき一回手前(自分方向)に走ってから反転し逃げようとします。
アングラー側はこの反転した時にあたりだと認識し合わせを入れるのですが、これだと合わせが遅くフッキングしないときがあります。
ロッドを30度ほどアッパーポディションに構え、60ULの特徴でもある柔らかいテッィプを
生かし、スプーンの引き抵抗でティップが少し曲がります。ティップを見ながらスプーンを引くと、魚がスプーンを加えた瞬間に
引き抵抗で曲がっていたティップが一瞬無抵抗になります。その瞬間にあわせを入れる。
この合わせが決まると上あごにしっかりフッキングします。
こんな釣りにはしなやかなテッィプを持つ60ULでなければできない釣りです。なかなか難しい釣りですが
是非皆さんもこの釣りをマスターしてください。
ここ最近友人から良く聞くのが60ULにエステルライン0.3号や0.25号ほどの細めエステルラインのセッティングです。
次回で出てきますがTコネのはエステルライン専用の60ESTELというタイプがあります。
その専用タックルではなく柔らかいティップを持った60ULでエステルラインを使っている方がよく見られます。
確かに、柔らかいティップを持った60ULだと、エステルラインの特徴である伸びの無さを吸収してくれます。
60ESTELを使って弾かれてしまう状況の時はとてもいいですよね!
スプーンのほかに小型クランク(チビパニクラ)などを使うときはこの60ULを使います。
やはり一番柔らかいという事から、少し軽めのスプーン、クランクをメインに使うのがこのULです。