COLUMN
コラム

新たなるテスト

 

フィッシングショーOSAKAのジャッカルブースへお越し頂きました

皆様、誠に有り難う御座いました。

ジャッカルソルトとしてのデビュー、心に残る3日間でした。

晴れて公開となったスレン120

しかし・・感傷に浸る間もなく、スレン120に続くルアーのテストは

並行してすでに始まっています。

実はすでにファーストサンプルでの釣果も上々で、本当はソレをベース

にして開発は進むのですが、ジャッカル開発スタッフの佐々木さんを

悩ますべく?(笑)もっと良い物を・・と再提案したサンプルのテスト

です。

自宅から一番近いポイントである「鶴見川」へ。ちょうどバチ抜けシーバス

のシーズンに入っているので、テストがてらにちょいと本気釣りも。

 

遊泳テストを中心に、従来のサンプルとの違いを細かくチェック。更に

競合品になるであろう各メーカーのルアーも一緒に投げ比べします。

そして気になった点が見つかれば、すぐに開発の佐々木さんへTELです。

(嶋)「もしもし?佐々木さん?ルアー投げてみたよ」

(佐)「どんな感じです?自信満々だったルアーをボツにしたんだから、

さぞかし満足でしょうね?」

(嶋)「今度のはボディでちゃんと泳いでますね。前回のはヘッドで動いて

    る感じだったから、こっちの方が流れにシンクロしてる感じです」

(佐)「当たり前だろ?俺が作ったサンプルだぜ!」

かなりフィクション(実際の佐々木さんは礼儀正しい好青年です)が入ってますが、

概ね、こんなやり取りを電話でしながらチェックしていきます。

今回はかなり合格に近いんですが、ちょっと気になる点があったので、そこの

コンセンサスをお互い得て、後は開発本部でトライ&エラーして貰う寸法です。

ここで電話を切り、ここからは本気釣りの時間です。

この鶴見川は川幅も狭く、1級河川ながら小~中規模なサイズです。鉄板バイブ

だと対岸に届いてしまいます。

ポイントは上流に位置する「新鶴見大橋」の左岸上流側。足下を見ると結構な

数のバチが流れています。しかも擬態が少なく、しっかりとした形をしています。

しかもサイズは最大で15cm程と、条件的に申し分ない感じ。

使用するルアーは「セイラミノー80Sソルトver.」。

漂わせるドリフトで、橋脚の明暗奥へ流し込む戦法。そのため、更にウェイトチューン

を施し、流れに乗りやすくも浮きにくくしてあります。

明暗から斜めにドリフトさせ、足下の岸沿いに平行となるように流し込み、ダウン

に入るとデッドリトリーブを開始。

するとバチ抜けシーバスっぽい、吸い込むようなバイト!

ガリガリ君なシーバスですが、まあまあなファイト。セイゴが多い場所ではあり

ますが、ボチボチなサイズです・

60cm弱のシーバスでしたが、テストついでの釣果にしては大満足!

良い仕事をしたセイラミノーです。

さてと・・明日は雪の予報なので、週末にはウェーディングでテストしてみますかね?