COLUMN
コラム

メバル攻略のポイントは3つ

皆さん、はじめまして。
新潟エリアでライトゲームを中心に活動中の桐生清仁(@kiyohito.kiryu)と申します。
2022年よりジャッカルフィールドモニターとして活動させていただくことになりました。
どうぞ、よろしくおねがいします。

私の住む日本海側は、大雪が続きなかなか釣行に行けない日々が続いていますが、これから迎えるハイシーズンに思いをはせて、今回はメバル攻略法を紹介します。

メバルの狙う時のポイントは3つ

メバルは日中ボトムや障害物・海藻等に身を隠し、夜にかけて表層~中層で活発に捕食活動に入ります。
浮いてきたメバルは目線を上に向け、エサを待ち伏せしています。

  1. 必ず表層から探り、徐々にレンジを刻む
  2. 中層は微波動ワームの巻きの釣り
  3. ボトムでは小刻みなダートアクション

メバル攻略にはこの3つを意識しながら釣りをすると、きっといい結果が得られますので、ぜひ参考にしてみてください。

表層攻略

いきなりボトム(底)から攻めると、浮いていたメバルに警戒心を与え、場を荒らしてしまうことになりますので、まずは表層から順番にサーチすることが基本です。

表層攻略で活躍してくれるルアーが、フローティングプラグのミュートボールシリーズ。

下の写真はシーズンインしていきなり出た尺メバル。このルアーの持つポテンシャルは、これからハイシーズンを迎えるタイミングで大きな実績をもたらしてくれそうで、楽しみなアイテムです。

そんな高いポテンシャルを感じるミュートボールはミノータイプとペンシルタイプがあり、プラスチックのボディに軟質素材を組合わせたハイブリッド構造になっています。

大型の個体になればなるほど、着水音で見切ってしまうメバルも一定数存在します。
そんなメバルを攻略する為、ミュートボールは外側に軟質素材を纏うことで、着水音を和らげ魚を散らしにくくします。

また、ミュートボールはウェイトも2.7gあるので飛距離も申し分なく、幅広く表層を攻めることができるのも強みです。

(ミュートボールのさらに詳しい情報はこちら→ミュートボール製品ページ

プラッキングを難しく考える方も多いですが、ボイルがおこっているような活性が高い時の基本的な使い方は簡単です。

キャストしてゆっくり巻く」だけです。

ゆっくりの目安を文字で表すのはとても難しいですが

  • ミノーはアクションの波動が、僅かに手元に感じられる程度
  • ペンシルは波動を感じにくいですが、ミノーと同程度〜もう1段階ゆっくり

慣れるまで、この2つを目安に「釣れる巻き感」を掴んでいってください。

ミュートボールの使用方法の応用としては、風や潮に乗せてほぼ巻かない(喰わせどころでアクションを入れる)ドリフト釣法も有効です。

ゆっくり巻きに慣れてきたら、こちらの誘い方もお試しください。

中層はジグヘッド+ワーム

表層でメバルの反応がない。そんな時は少しずつ攻略レンジを下げてゆきます。

水面直下~中層までは、ジグヘッド+ワームによる巻きの釣りで攻略します。

ジグヘッドはタイドリングヘッド、ワームはタイドカーリー&ビートの組み合わせが個人的にイチオシ。

タイドリングヘッドは「ヘッド部分が大きいのでは?」と思うかもしれませんが、そこにはこんな秘密があります。

素材には低比重の亜鉛を使用することで、同ウエイトの鉛やタングステン素材と比較して面積を大きくして抵抗感をアップ。

さらに、ヘッド部に設けられたリブ形状が水流をしっかり掴むことで、引き抵抗を強くなるので、どのジグヘッドよりもレンジキープがしやすく、本当にオススメです

タイドカーリー、タイドビートをチョイスする理由は、メバルには微波動が効果的だからです。

タイドカーリーはボディのリブとカーリーテール部で水をしっかり掴み、カーリー独特の微波動を出して誘います。

タイドビートは小型シャッドテールと、テールからボディにかけて極端に薄く仕上げることで、超低速でもピリピリと微波動で誘えます。

レンジキープと微波動、この2つの組み合わせを意識しながら、通すレンジをカウントダウンで決めて、難しいロッドアクションはつけずに、ただ巻くだけでメバルからの反応が得られますよ。

ボトムはリアクションバイト狙い

表層〜中層まではゆっくり、丁寧な誘いでメバルにアピールしてましたが、ボトム攻略はそんなフィネスな誘いから一転し、小刻みなダートアクションでリアクションバイト狙いが実績◎です。

オススメの組み合わせは、微生物系の艶めかしい動きと、大きめのボディシルエットでアピールできるキビキビダートジグヘッド+アミアミ2.3インチです。

アクションは「ダートさせてステイ」の繰り返し

ボトムで竿先を小刻みに動かし、ダートさせてまた止めるの繰り返しでメバルを誘います。

キビキビダートジグヘッド+アミアミ2.3インチでの、大きなアクションが嫌われてると感じる時は、少しアピール力を落とします。

スリムなボディーでボトムをふわふわと優しくアピールできる、スイスイスイムジグヘッド+ペケリング タイドマックスの出番です。

ボトムで竿先を優しく振る感じで、ボトムをふわふわさせるイメージで動かします。食い渋るタイミングでも、この組み合わせは思わず口を使わせることができるので、最後の切り札的に使っています。

ペケリング タイドマックスは新製品なので、まだ使ったことがないという人も多いと思います。「最後の切り札」ぜひ、一度お試しください。

春~初夏は、尺メバルを狙えるチャンス!

新潟エリアのメバリングシーズン〜11月末から5月

11月は産卵前の個体が浅場に寄ってきます。数は出ませんが大きいサイズが期待できます。

12月〜3月は固体にも寄りますが産卵期になり、大きなメバルは釣れにくくなり小さいメバルが釣れはじめます。

4月〜6月は産卵を終えた大型のメバルが、体力を回復するために活発になり、数・サイズ共に期待できる時期です。

これから大型が狙えるチャンスが増えるメバリング。
今回のアイテム紹介と使い方などを紹介させてもらいましたが、今のうちから釣る準備&イメージトレーニングをして尺メバルを狙いましょう!


また機会がありましたら、シチュエーション別のメバル攻略方などお伝えできたらと思っております。