マゴチ7本!考えて釣る“ロケ成功″の2日間【宮城サーフ実釣レポート】/伊賀拓実
こんにちは!宮城県の伊賀です!

先月宮城サーフで行われたジャッカルサーフロケ。天気は雨~曇りとコンディションがあまり良くない条件でしたが、魚は高活性!
今回は、ロケ時の状況と狙い方を解説していきたいと思います。
ロケ1日目

天候は雨。予報によるとお昼過ぎまで降るらしい…。
だが海のコンディションをみると、波も無く濁りも入っていないので釣れそう。いや釣れる。

先発ルアーは「スイムメタル 35g /オールマットピンク」。
これから下潮のタイミングで潮位が高く、沖も手前もしっかり探るということでこのルアーを選びました。
雨が強くなったり弱くなったり状況が変わる中、自分の信じたルアーをひたすらキャスト。
すると待望のバイト!!ですがバイトが浅く乗らない…
1時間程経過したところで状況が変わります。
沖を見渡すと一面の鳥山。青物は付いていない雰囲気でしたが、大量のカタクチイワシが群れとなって近づいている証拠。それと当時に太陽が一瞬だけ顔を出したのでここでルアーチェンジ。

「スイングリーパー 30g/アカキン」
今日初めての光量なので、魚は絶対にこのタイミングで動くと予想。狙うポイントも沖では無く60m先のブレイク狙い。
ルアーを変えて数投目。ブレイクの3m沖にキャストしストップ&ゴーで誘うとティップが重くなるバイト!すかさずフッキング、次は乗った!
波打ち際が1番バレやすいので慎重にランディングすると

ようやく釣れた嬉しい一本!

スイングリーパー丸呑みのやる気ある魚でした。
1本目のマゴチから得たヒントは、水深があるポイントや離岸流では無く「ブレイクライン」に付いているということ。
めちゃめちゃ活性が高いといった感じではないので、ここからはブレイクを意識した釣り方に変えました。

その後は魚からの反応が良く、スイングリーパー・センシーシャッド・スイムメタルのルアーを使い分け6本追加。

ブレイクの「かけ上がり・かけ下がり」を重点的に狙うと怒涛の連続ヒット!
計7本のマゴチを釣ることが出来ました。
ロケ2日目

2日目の天気は、晴れ&西風と条件が良く期待に胸が膨らみます。


朝まずめは、「オーバーヘッド&センシーシャッド」の組み合わせで狙っていきます。
狙いは1日目と同じく60m先にあるブレイクライン。飛距離が必要なのでオーバーヘッドを使用した長距離セッティングで誘います。
ですが、魚からの反応がイマイチ。狙うポイントは間違っていないはずなのに、ショートバイトすらない…
2時間ほど粘りましたがノーバイトのため、ポイント移動。
移動した先は、全体的に水深が浅く離岸流がいくつか入っているエリア。ベイトフィッシュもよく確認できるポイントなので期待ができます。

時間は7時前。南風が吹いて来たのでルアーを「ビッグバッカージグ 30g/ピングキャンディー」に変更。
鉛素材を生かして沖に点在するブレイクを狙います。
海全体のカレントが左に流れているので、ドリフト気味にストップ&ゴーで誘うとティップが弾かれるバイト!
カレントが効いているのでゆっくりとランディングし、ようやく1本目。

サイズは少し落ちてしまいましたが、綺麗なマゴチ。
気温も高く太陽も出ているのに、なぜ反応が薄いのか。理由は、前日の雨による海水温低下が原因でした。
スマホで確認してみると1.5度くらい海水温が下がっているので、朝まずめの反応が無かったのかと思います。
ですが、マゴチは確実に居るので試行錯誤しながら再度狙います。

カラーを変えて「超ヒラメストライプ」。薄い雲がかかって来たので、アピールカラーで誘います。
すると変えて早々ドラグ鳴るほどの強烈バイト!
デカいマゴチであることは確信し、慎重にファイトすると黒い魚影を確認。

58cmの良型マゴチでした!
ボディに掛かっていたのですぐリリースしましたが、やはりデカいマゴチは居ました。
2日目は10時頃までの釣行でしたが、もう少し釣れると思っていたので尚更悔しい。
海水温が魚にどれだけ影響するのかを改めて理解しました。
今回のジャッカルロケは成功といって良いほど、多くのマゴチに出会えましたが考えなきゃ釣れない2日間でした。
ですが、単日7本という脅威の釣れっぷり!サブルの威力にはいつも驚かされます。
これからの時期は本格的にマゴチシーズンに入ります!皆さんも是非サブルルアーを試してみてください!
実際の釣行の様子については、ジャッカルステーションで配信中です!ぜひご覧ください。




