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サーフシーズン到来!サブルで攻略する春ヒラメカラーセレクト

こんにちは!宮城県の伊賀です。

桜も開花し気温も上昇、いよいよヒラメの季節になってきました。

5月にはサブルシリーズの新製品「センシーシャッド」「センシーカーリー」が発売されるので、今回は「センシーで春ヒラメを攻略するカラーセレクト術」を解説、そしてセンシーシャッドの新色(伊賀カラーを発売させて頂くことになりました)でキャッチしたヒラメの釣行時のレポートになります。

センシー、春ヒラメを攻略するカラーセレクト術

朝まずめは明滅効果で狙い撃ち

朝まずめは日の出時刻の前後約1時間程度であり、その中でも「まだ薄暗い時間帯=ヒラメが1日の中で1番活性の高い時間帯」になります。

そんな時はどういったヒラメを狙うことが重要でしょうか。

答えは、ベイトを積極的に捕食しているやる気のあるヒラメを狙うことです。

高活性のヒラメを狙う時は「アカキン」と「ピンクシルバー」が効果的です!

太陽が出ていなくて視認性の低い時間帯は、水中でも比較的見やすいピンクシルバー。お腹の面がシルバーなのでイワシやマイクロベイトパターンとしても効果を発揮します。

太陽が水平線から出てきたら絶対に外せないのがアカキン。光量を1番反射するゴールドカラーがヒラメに対して最もアピールし、そこに赤が加わる事で明滅効果を生み出し、ヒラメに気づかせます。

「デイゲームはナチュラルで喰わせる」

日が上がってくると水中も照らされるので魚の視界も良くなります。そうするとルアーシルエットがはっきり見えすぎてしまい、中々口を使わなくなってしまいます。そんな時はナチュラルカラーで違和感を与える事なく喰わせます。

おすすめは「イワシ」と「デイナチュラル」、少し濁りが入っている時は「チャートゴールド」です。

ナチュラルカラーはリアルベイトを演出してくれるカラーなので、ベイトが入っていないタイミングでも連発する事がよくあります。定番のイワシカラーも絶対に外せないカラーです!

チャートゴールドは濁りが入っている時に効きます。チャートは水中で特に目立ちやすいカラーですし、ゴールドラメも全体的に散りばめられているので、ルアーの存在感を出しやすくなっています。

夕まずめはカラーローテが重要!

ここ数年で1番感じた事は、夕まずめ時は特にカラーローテが必要だという事。

朝まずめとは違い徐々に暗くなるタイミングなので、ルアーシルエットを残していくことが必要です。また、朝まずめほど活性が高く無いのでどのカラーがハマるかその日その日で違います。

夕まずめで釣果が出ているカラーは朝まずめでも使う「ピンクシルバー」と「チャートゴールド」が多いですが、ルアーシルエットが出やすい「オレンジゴールド」や「クリアシルバー」もおすすめです。

刻々と明るさに変化がでますので、数投して反応が無い時はいろんなカラーを試した方が早くヒラメに近づけます。

暗くなってきたら「マズメグローパール」と「ピンクシルバー」の出番です。太陽が沈むと、当然水中は暗くなり、視認も悪くなっていきます。そんな時は視認性の高いカラーでヒラメに存在感をアピールしたいので、この2つのカラーを使用します。

カラーローテーションにて春ヒラメ攻略の参考にしてください!

そして、今まで東北サーフに通い込んできた経験を活かし、伊賀拓実が皆さんに1枚でも多く釣ってもらうためのカラーとして2カラー考案させていただきました。

まずめ時・キスパターンに最大効果を発揮するNewカラー

・ビックバッカージグ 30g/40g/60g

・ビックバッカーワグシャッド 全ウェイト

・サブルセンシーシャッド4.0″

の4アイテムに新色が追加されます、それではこの2カラーについて解説していきます。

キスパターンに効くリアルカラー 【伊賀GBキス

ここ数年でよく耳にするのが、キスパターン。

サーフゲームのベイトフィッシュといったらイワシ・イナッコ・コノシロ等が居ますが、意外と認識されていないのがシロギスです。特に東北地方は水質も綺麗なので、太平洋側・日本海共に多く生息しており、深場に落ちてしまう冬以外はヒラメ・マゴチのメインベイトとなっています。

重視したのは「リアルさ」。

シロギスらしい背中のブラウンに、サイドの独特の色彩をブルーパールとクリアパールで表現。このナチュラルかつリアルなシロギスカラーをベースに、グローベリーとレモンイエローのテールで程よいアピール力を付加しました。

晴天のデイゲームやアングラーが多いエリアのほか、ベイトが少ない状況など、活性が低くプレッシャーが高い時こそ、リアルキスカラーが活かされます。

また東北サーフは砂地のフィールドが多く、ハゼ・エビ・カニと言った砂地を好む底生ベイトも多い為、ボトムズル引きでデカマゴチを狙う際にも有効なカラーです。

まずめ時に最大の効果を発揮するカラー 【伊賀ピン】

特徴はお腹と背中のツートンカラーです。お腹はヒラメ・マゴチが好むピンクを入れ、背中は濁りや暗い時でも視認性の高いチャートを入れました。全国のフィールドで共通して安定の釣果が出ている、絶対に外せないカラーがピンク。特に、日の出1時間前後のゴールデンタイムで最も効果のあるカラーがこの「若干薄めのピンク」なのです!

背中は視認性効果を上げる為にチャートにしましたがそれだけではありません。サーフではフラットフィッシュ以外にも、シーバスも頻繁に釣れるのでシーバスが好むチャートをチョイスしました。

まずめ時以外でも、ナイトゲームやローライト下のデイゲームにおいて効果的なカラーとなっております。

掛かり方はルアー丸呑みの100点フッキング!ガッツリバイトでした。

また、着底後すぐにバイトがあったので70m先でフッキング動作に入りましたが、ラインもヨレている中でしっかりとフッキング出来た「SB-109MMH」は凄く頼りになるロッドです。

新しく登場するセンシーカーリー・センシーシャッドは5月発売予定、伊賀カラーのビッグバッカージグ・ビックバッカーワグシャッド・サブルセンシーシャッドは7月発売の予定です。

発売開始をお楽しみに!