COLUMN
コラム

ソウルシャッド 2024NEWカラーの使い分け

皆さんこんにちは。ジャッカルプロスタッフの藤田夏輝です。

この秋、僕が絶大なる信頼を置いているソウルシャッドに新色がラインナップされます。

今回は、その中でも僕のコダワリが詰まったカラーをご紹介いたします。

 

どういった場面でソウルシャッドを選択するか

皆さんはどういった場面でソウルシャッドを選択しますか?

僕は、クランクでは強いけどバイブレーションより細身でありたい。大まかに言えばそんな感じの時に選択します。

例えば、晴天無風の昼間なんかは難しいイメージがありますよね。そういう時にワームフィッシングを展開していくのも良いのですが、スピーディーさに欠けるので、バスが広く散りやすい秋は早く探りたい

けれども、バスのテンション感がそこまでアグレッシブな状況ではない、そんな時によくソウルシャッドを使用します。

ジャッカルにはもう一つDビルシャッドという、少しクランクチックなシャッドがあります。このシャッドの出番はソウルシャッドよりもレンジを入れずに魚を引っ張りたい、もしくは、少しゆっくり引きたいときに使用します。

これらを使い分けることによって、スピーディーにより多くの魚と出会えるのです。

そこで必要となるカラーラインナップについて、それぞれフィールドの状況やバスのテンション感に合わせて明確な使い分けがありますので、最後まで読んでいただければと思います。

 

カラー使い分け

クリアアップした時の喰わせ系カラー

カラー名:カスミクリアアップ

霞ヶ浦水系でも風の影響を受けにくい、プロテクトされたエリアなどでクリアアップしている時に必須なカラーです。

主に北利根川、常陸利根川などの濁り要素の少ない護岸されたエリアや、麻生、境島や水原などの石積みで広くプロテクトされたエリアで使用します。

このようなエリアはクリアアップしていくとともに、若干緑色の水色になることが多くなります。

特に晴れた日を想像してみてください。

キンクロでは強すぎるがクリア系では弱い。水色に合わせた明滅が欲しい。

そんなタイミングや低水温期に効果を発揮するカラーなのです。

濁りの「絶対的」定番カラー

カラー名:ブルーバックチャート

どんなフィールドでも共通して水に色がついている状況では外せないカラー

クランクベイトでは一般的なカラーですが、ボトムにコンタクトさせない中層引きで効果を感じるカラーであり、クランクよりも細身シルエットでタイトなアクションになることから、カラーで引っ張り食わせやすいといった絶妙なバランスが、MAXなテンションではないバスのコンディションにマッチしてくれます。

また、早春のスモールマウスバスにおいて、ゴリゴリにボトムノックしてただ巻き、ジャークをする状況に、チャートや赤系などのカラーが効果的なので試していただきたいカラーです。

ローライト時の喰わせ特化カラー

カラー名:ヌメリワカサギ

銀色にフラッシングするベイトフィッシュをイミテートしたカラーです。

フィーディングタイムが長く続きやすいローライト時に、適度なフラッシング感と存在感を出すために、明確なフラッシングのトーンを抑えたベタ張りのマット仕上げにしています。

鱗模様のフラッシングよりもストラクチャーに当たった時に強弱が出やすいので、バスのスイッチを入れやすく、深いバイトを誘発してくれます。

実際のモロコを観察し、究極のリアルを求めたカラー

カラー名:RTスーパーモロコ

モロコを偏食しているタイミングに有効なカラー

曇天、雨天、低水温期やマズメ時はキンクロやフラッシュクラウンに分がありますが、晴天のタイミングや適温期ではよりナチュラルに寄せた方が食うという経験をもとに必要としたカラーです。

細かな配色をもリアルに仕上げたことにより、見せるスローリトリーブでも効果を発揮してくれるんです。

ズラズラっと使いたい状況やアプローチなどをご紹介しましたが、いかがでしょうか。

どのカラーも必要な状況があり、明確な使い分けをすることによって、より一層多くのバスとの出会いを楽しんでいただけたらなと思っておりますので、是非試してみてください。

僕もまた、TOP50最終戦の舞台は10月下旬の北浦水系であることから、新色達をBOXに忍ばせてプリプラクティスに向かいたいと思います。