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【R&D TEAM 桧原湖レポート】藤田プロ優勝&チーム全員が魅せた熱戦

202595日~7日に開催された「JBトップ504/桧原湖」。

直前プラクティスでは、夏から秋への移行期で幅広いレンジに散っており釣り方にまとまりがなく、どのパターンも簡単ではない状況でした。

直前に発生した台風の予報により、放水量増加、140cm程減水、試合の3日間でも1m以上減水する変化のある3日間となりました。

昨年の桧原湖戦を参考にウェイト予想をするとトータルウェイト8キロ後半が優勝と予想され、予選通過ラインは2400g2日間で予選通過との大方の選手の予想となっていました。

優勝を意識すればラージマウス攻略を1日でも多く成功させた選手が限りなく優勝に近いとの予想は容易でした。

試合初日

試合は初日、雨スタートとなり放水増によるカレントの発生や減水と変化が生まれたこと、例年初日にラージマウスでウェイトアップした選手が好成績を収めるためチャレンジした選手が多かったこともありラージマウスのウェイイン率が高く、4名の選手が3キロ超え、ジャッカルチームでは加木屋プロが2本のラージマウスをウェインし3290g2位、藤田プロが3本中1本ビッグラージのキャッチに成功し3132gをウェイトし3位と絶好のスタート。

試合2日目

2日目は台風の影響も少なく、夏日が戻り日中は暑くなり苦戦が予想されましたが、初日と同じく4名の選手が3kg超えとよく釣れており、ジャッカルチームでは藤田プロがオールスモールながら2924gをウェイインし、短日6位とし予選を2位通過となりました。

決勝

決勝はウェイト制となるため、藤田プロがトップと508g差の2位、加木屋プロが918g差の8位、天野プロが1054g差の11位で決勝を迎えることとなりました。

決勝となる3日目も晴れ、風も弱く夏日、さらに競技時間が2時間短く13時帰着となるためウェイトアップは容易ではありません。

それでも最終日にしてラージマウス攻略を成功させて藤田プロが短日トップとなる3136gをウェイインし、見事逆転優勝を果たしました。

今回大会のキーベイトはキングジミーヘンジにジョイント型フットボールシンカー+スクイーズ3/0をセットしたリグでした。

藤田プロの初日のラージマウスを狙ったシャロー戦略、加木屋プロも初日にキャッチしたラージマウス、初日13位と好スタートを切った南プロもシャローのグラス攻略においてキングジミーヘンジでのキャッチとなっています。

南プロは2日目にエレキトラブルで時間ロスなどリズムに乗れずリミットメイクに失敗し、惜しくも予選敗退となりましたが本人曰く『キングジミーヘンジに絶対的なコンフィデンスを持って試合に臨んだ!』とのこと。

藤田プロ、加木屋プロもプラクティスからキングジミーヘンジでグッドサイズのスモールマウスバスやラージマウスバスをキャッチしており、勝ちに限りなく近づくためのピースとして毎日このパターンに時間を使ったとのことでした。

藤田プロはベースウェイト作りのスモールマウスパターンとして、自身が最も得意とするエリーゼ+トラップマイクロを使ったマイクロホバストパターンで毎日安定してバスをキャッチしシャローパターンでウェイトアップを成功させ、見事優勝となりました。

今大会を8位入賞で終えた天野プロはナカタジグにシボフラット3.6”のコンビでグッドスモールを毎日安定してキャッチし、2日目にはラージマウスのキャッチにも成功しています。

加木屋プロも初日2本のラージマウスバスのウェイインに成功するも2日目以降苦戦を強いられましたが、初日のウェイトを活かして15位入賞となりました。これにより年間レースも1ポイント差ながら加木屋プロのリードで最終戦を迎えることとなりました。

次戦は1017日から霞水系を舞台に開催されます。

引き続きジャッカルチームへの応援よろしくお願いいたします!