COLUMN
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水野浩聡が選ぶ、6月の野池セレクト

皆さんこんにちは、水野浩聡です。
今回は産卵後で体力が回復していないニュートラルな個体などを狙う際に、
メインとして使用するタックルセッティングをご紹介したいと思います。

 
1) ベジテーション付近の表層攻め
・ロッド:トランポG2-70MH
・ライン:レッドスプールレグナム16lb
・ルアー:ゼノバズ
この時期くらいから水面付近まで生え出すヒシモやウィードといったベジテーション。
産卵を終えたバスがニュートラルな状態でサスペンドして浮いているので、
ゼノバズの音と速さでリアクションバイトを誘発させます。
しっかりと飛距離をだせて、遠くでのバイトでも掛ける。
そして、ベジテーションが絡んでもロッドのトルクでバスを寄せるためのタックルセッティングです。
ロッドには長さと力強さ、ラインも16lbという太めのセレクトが絶対条件です。
 
2) カバー周りやオープンウォーターでの数釣り
・ロッド:トランポG2-68ML
・ライン:レッドスプールレグナム12lb
・ルアー:デラクー7g
水温上昇とともに、たくさんのバスが食ってくる時期。
楽しむとともに、しっかりとそんなバスに口を使わせていくのならばデラクー‼
オープンウォーターでのただ巻きはもちろんですが、
ショアラインのカバー周りも巻いたりカーブフォールさせたりします。
野池での出番が多い7gのデラクーを、
しっかりとロッドに重さを乗せて的確にコースを作っていくためには、
トランポG2-68MLがマッチしてます。
またカバー周りでの使用も考慮して、
若干太めの12lbをセレクトすることもお忘れなく‼
 
3) 産卵後のやる気のないバスに対するフィネスアプローチ
・ロッド:トランポG2-64UL
・ライン:レッドスプールレグナム5lb
・ルアー:活蝉、活虫
虫が増え始めるこの季節。
シェードを求めてオーバーハングなどに入ったバスは虫を食べているケースも少なくありません。
特に産卵後で、まだ回復しきっていない個体には活蝉や活虫の出番。
軽い虫系ルアーもしっかりと飛距離を確保して、
確実にスポットへルアーを送り込めるタックルセッティングです。