ジャッカルプロチームの中でも、この七色ダム戦に一方ならぬ思いを持っていたのが加藤プロ。
春のリザーバー×バックウォーター×サイトマジック=ビッグバスという、
十八番のパターンが当てはまるタイミングですから、
周囲の期待も高まりました。
しかし、バックウォーターは水の透明度が高い上に、多くのプロ達が入れ替わり立ち替わりで
入ってくるものですから、バスも非常に神経質になっていました。

 
そこで加藤プロは「如何にバスに違和感を与えないか?」を考えた結果、
今回のトーナメントに持ち込むボートに艶消しのジャッカルカモフラージュ柄のラッピングを
施しました。

さらにトーナメント中はカモフラージュパターンのジャケットやキャップを着用し、
バスに少しでも違和感を与えないアプローチを試みました。
トーナメント終了後に聞いてみると「バスの反応は明らかに違うよ」とのこと。
加藤プロのサイトマジックは、ルアーやテクニックだけでなく、
スタイルとして進化を続けているのです。