アスカシリーズの特徴
みなさんこんにちは。
大阪、名古屋、そして横浜とフィッシングショーもようやく終わりました。 ご来場いただいた皆さんに、まずは御礼申し上げます。
さて、最近は今年発売される新作ルアーたちのテストに毎日のように出撃しています。
フラットサイド、そしてアスカという、まったくタイプの違うクランクベイトです。
クランクベイトには本当にいろいろな種類があります。 水押しが強いもの。 タイトで素早いアクションが特徴のもの。 根ガカリ回避性能が素晴らしいもの。 更には千鳥アクションが特徴のものなど、それぞれのルアーには、それぞれの特徴があります。 ジャッカルだけでも、アスカやチェリー、MC60にブリングなど今まで色々なクランクベイトをリリースしてきました。
そんな中、今回テストしてきたのはアスカ50SRと70SR。 今年リリースを予定しているアスカシリーズの追加サイズです。
アスカにはすでに45、そして60という二つのサイズが存在しますが、現在はその中間的なサイズである50と、ビッグバス対応の70という二つのサイズの仕上げを行っているところです。
まず、50SRですが、これはもうオールマイティーに使えるサイズと言えますね。 日本で主にメインのフィールドとなる野池や河川など、比較的小規模なフィールドでも安心して使用できるサイズです。 普通のベイトタックルでも扱いやすく、多くのベイトフィッシュもだいたいこれぐらいのサイズであることが多いので、マッチザベイトという観点からもパーフェクトなサイズであると言えるでしょう。
アクションももちろんアスカシリーズの血統をくむ、クイックでキレのあるウォブル&ロールアクション。 直進安定性もバツグンで、圧倒的な根ガカリ回避性能を誇るカバークランキング対応モデルです。
使用法のキモは、ズバリ、テキサスリグを投げるようなカバーを比較的早いリトリーブスピードでトレースするというもの。
バスの目の前を素早くトレースすることにより、リアクションバイトを誘発させるのです。
今日のテストでも、ブッシュにゴツゴツとコンタクトさせながら、ファーストリトリーブしてバイトに持ち込みました。
4月下旬に発売を控え、ほぼ完璧な仕上がりになったと言えるでしょう。 カバーにクランクベイトをトレースするアングラーは思いのほか少ないので、バスが全くスレていないような感じでビックリするほどの反応が返ってきますよ。
一方で70SRの方ですが、こちらも基本的には他サイズのアスカと同じコンセプトを持つクランクベイトです。 高い根ガカリ回避能力を持ちながら、バルキーなボディーで強烈に水を押すハイアピールクランクです。 しかも、なぜか巻き抵抗は軽く、一日キャストを続けてもまったくストレスのないクランキングを楽しむ事ができます。
これは僕のようなクランカーにとって意外に重要なポイントの一つです。
写真のバスはこの70SRで仕留めたプリスポーナー。 スポーニングシャローのやや沖に位置するブッシュで喰ってきました。
まさにランカーキラーと言えるクランクベイトの誕生です。 ちなみにこちらのサイズはこの夏までにはリリースすることができると思います。
というわけで、この春はぜひアスカを持ってシャロークランキングをしてみてください。 何度も言いますが狙いはスポーニングシャローに点在するカバー周りです。 ビッグママは決まってこのようなスポットに身を寄せていることが多いので、シャロークランキングに最適なシチュエーションが揃っているのです。 釣れたらぜひ写真を送ってくださいね!