COLUMN
コラム

冬バスは絞り込みが重要。

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皆さんメリークリスマスです。
でも、取材やテスト、カタログ作成やらで、なんだか実感がないですね〜。
気がつけばもうクリスマスなの?って感じです。

さてさて、クリスマスと言えばきれいなイルミネーション。
ショッピングモールなど繁華街はもちろん、最近は個人でも
イルミネーションできれいにデコレートする家も増えて、とっても華やかですよね。
でも、僕にとってやっぱり印象的なのはアメリカでのクリスマスですね。
ちょうど91年から94年のダイワ時代、アメリカに駐在していた時に
体験した本場のクリスマスはやっぱり格別でした。
日本では、なんだかイベントチックなクリスマスですが、
アメリカではキリスト誕生という宗教上の一年で最も大切な日でもあります。
なので、どちらかというと日本の正月に近い感じですね。
もちろん、クリスマス前は日本のようにイベントやイルミネーションで
思いっきり盛り上がるのですが、クリスマス当日になるとそれが一変。
意外と静かに家族だけでその大切な日を過ごすというようなスタイルが一般的なようです。
そんな異国情緒あふれる特別な空気感は、10年以上経過した今でも鮮明に覚えています。

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さて、ちょっと話が横道にそれてしまいましたが、
クリスマスと言えばやっぱり本格的な冬の到来。
12月から2月までの3ヶ月間は、バス釣りも結構難しくなってきます。
でも、前回のコラムにも書きましたが、狙うエリアやパターンをしっかりと絞り込み、
答えさえ見つけられればカッチリ結果に結び付けられるのもこの時期の特徴です。
そして、その良い例が前回の釣りビジョンのロケ(1月上旬放映予定)であり、
今日発売となったバスワールド誌の「ひとつの池10投限定、ラバージグ縛り特別企画」
ロケであります。特にバスワールドの特集は、そんな冬のバスフィッシングの
良いお手本にしてもらえるのではないかと思います。

冬はバスにとっても条件の厳しい時期です。
なので、逆にポイントを絞り込みやすいんです。
だから、ひとつの池でも、必然的にバスのステイできる場所が限られるので、
キャストする前からポイントさえ絞り込むことができれば、
わずか10投でもバスを手にできる確率がほかのシーズンに比べ抜群に高くなるんですよね。
ちなみに今回狙った場所はいずれもバスがより暖かく過ごせる場所がキーでした。
具体的にはカバーと水深です。

他よりも若干深くなっているような場所でカバーが絡んでいれば、
水の動きや水温変化にも強いので、バスの居心地も良いというわけです。
そしてそんな場所は一つの池でそういくつもあるわけではないんですよね。
だから10投での攻略が可能なのです。

というわけで、この冬、もっとバスを釣りたい!と考えている人は、
ぜひバスワールドを読んでみてください。たくさんのヒントが紹介されていますよ。
あと、このコラムも今年の分はこれが最後のアップになると思うのですが、
一年間応援本当にありがとうございました。
そして、来年も素晴らしい年にしたいですよね。

良いお年をお迎えください。