夏の水面攻略は金属音でバイトを誘発!
全国各地で梅雨明けの声も聞こえ、いよいよ本格的なサマーシーズン突入が近づいてきました。梅雨明けから引き続きこのタイミングのビッグフィッシュ狙いに私が多用するのがトップウォーター。
梅雨明けともなれば、朝夕又は雨などのローライトな時間帯にその効果は限られてしまいますが、それだけに集中してビッグフィッシュを狙えることも事実なのです。
なぜこの時期のトップウォーターゲームなのかというと、ビッグフィッシュになるほど条件のよい一等地のストラクチャーを陣取るようになります。ちょうど時期的にもシェード(日陰)を好み、水面を覆うようなストラクチャー直下に浮いていることが非常に多くなるため、バスとのレンジがちょうど合うからなのです。
また、好みのストラクチャーを陣取るビッグフィッシュは、縄張り意識が高く、ポジションを取った自分の陣地の周辺に近づくものを嫌い、トップウォータールアーを襲うような激しいバイトをしてくるのもこの時期の特徴です。
ただし、攻撃心が強いといっても、相手はビッグフィッシュなので当然スイッチが入らなければ、反応もしてくれません。
そんなビッグフィッシュにスイッチをいれるキーとなるのが、
「金属音」です。
【私のお勧めとその使い分け】
チョップカット、チョップカットJr
アピール大、ペラとステン軸から生まれる金属音。左右首振り。
ポンパドール
金属羽とボディに当たる発生音。やや澄・水面波なし。ただ引き。
カエラS2ビート
スモールブレードのぶつかり合う音。カバー対応。スットプ&ゴー。
ルアーのアプローチは可能な限り、バスの居るであろうストラクチャーから離れた地点にキャストしてアクションしながら近づけること。
そして何より心掛けることは、決してビビらずに堂々とふてぶてしくバスの頭上にルアーを通すこと。実はこれがこの時期のトップウォーターゲームに非常に大切なことであります。
ぜひ、皆さんもエキサイティングな夏のビッグフィッシュ狙いを堪能してください。病みつきになること間違い無しです。
【Nishimura’s Tackle】
ROD:Revoltage RV-C63ML
REEL:ベイトキャスティングリール
LINE:PE 3〜4号、ナイロンライン16lb