これぞ冬の醍醐味!霞ヶ浦シャローゲームはジャークベイトを使い分ける
皆さん、こんにちは。西村嘉高です。
私のホームレイクである霞ヶ浦水系も日中の水温が10℃を割り、いよいよ冬の定番であるミノーやシャッドの釣りが最適な状況になってきました。
スローになったバスは、エサとなるベイトフィッシュ、特に今期はワカサギが少なくシャローに留まりやすいシラウオがメインになっているのでよりミノーやシャッドがレンジに合って有効になっています。
ジャークベイトミノーの基本コンセプトは、ロッドを煽って小魚に似たミノーをジャークさせてルアーの存在をバスにアピールさせてストップの間を作り、ルアーとバスとの距離を縮めて行きバイトさせるといった、食性を訴えるルアーです。
しかし、もう1つのアピールとしてジャーク毎にバスにイライラさせたり、ジャレさせたりと食性以外にバスへスイッチを入れることができる不思議な力を持っているルアーでもあります。
今回はジャッカルルアーの中でも、私が多用するRVミノーとリレンジ110SPの2種類のジャークベイトミノーの使い分けを解説したいと思います。
この2種類の特徴を説明してみましょう。
RVミノー110SP
ジャークした時にリップの水嚙みが優れていて、前方への水押しが強く移動距離が少ないジャークが可能なのが特徴。また、ストップポーズ直後にその場でボディーを震わせてアピールしてくれます。
ロッド操作時にリップの水嚙みをしっかり感じながら操作出来て、バスを誘い出すので釣ってる感?が強く、私のお気に入りのジャークベイトミノーでもあります。
・バスの目線が上向きにも拘らず、活性が低くルアーを追う距離やスピードが低い時。
・消波ブロック等の縦ストでバスのストライクゾーンが短い時や水深がやや深い時。
リレンジ110SP
リレンジ110SPは何といってもキレのあるアクションが特徴で、ボディーがフラットサイドにデザインされているのでアクション時に強いフラッシングを発してバスに対して食性だけでなく、ポーズ後の左右へのダートアクションによりリアクションでバスを追わすことが出来ます。
・ジャークごとにやや深いレンジに入りやすく、シャローのあらゆるレンジのバスにルアーから距離を縮めてくれる感じなので、石積みやチョコレート護岸等といったシャローに散ったバスを広範囲に釣る時。
・風や流れがある時。引き抵抗が無い分、僅かなジャークでしっかりと動いてくれます。
生命を吹き込むタックルセレクト術
RVミノーとリレンジ110SPの2種類のジャークベイトミノーはいずれも、ロッドワークによってアクショションさせるのでタックルセッティングにも私は気を使っています。
ロッドティップを水面近くに下げて、時にはスラックラインを軽く弾くようなアクションでバイトさせることの多いので、Revoltage RV-C63MLというショートロッドを多用しています。
ジャークベイトミノーが備え持つ、食性と不思議な力をこの冬、体感してみて下さい。
ロッド:Revoltage RV-C63ML
ライン:RED SPOOL 12LB