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COLUMN
コラム

秋の放射冷却を見方につけるシャロー攻略法

皆さん、こんにちは。西村嘉高です。

 

朝晩の冷え込みが進み、いよいよフィールドに冬の気配を感じるこの頃です。

私のホームでもある霞水系の状況も朝の気温が10℃台を割り、ターンオーバーを繰り返し水温も15℃を切り始めてきました。

そんな朝の強烈な冷え込みを克服するパターンを今回は紹介したいと思います。

 

朝の冷え込み、いわゆる「放射冷却」というワードをよく耳にすることがありますが、このメカニズムを利用した釣り方が実はあるのです。

 

「放射冷却」とは、フィールドであれば水・植物・岩・護岸といった日中に太陽光で暖められた気温が冷え込みによって放射されて温度が下がるシステムを意味します。

この放射を防げるストラクチャーが今回のパターンを成立させるキーとなります。

そんなキーとなるストラクチャーとは霞水系でいうと消波ブロックや冠水植物・レイダウン。いずれも水面を覆うような形態のストラクチャーで日中暖められた気温を放射させないカバーといった共通点があります。

信じがたいのですが、このようなほんの狭い僅かな温かい水温を保ったカバーの下にエビや小魚が入ったり、その直下にバスが寄り添うように付くといった小さな生態系が出来ているのです。

 

バスを探しにくいこの季節に短時間で魚と出会える確率が高いので冷え込みのキツイ朝には私は迷わずにこのようなシャローカバーから釣り始めるようにしています。

 

消波ブロックや冠水植物・レイダウンといったストラクチャーを釣るにあたり、重要なことは水が動きにくいエリアを選択すること。具体的には石積みやジャカゴのインサイドや風裏となるワンド内などがベストエリアとなります。

釣り方はスライドフォールと着底後の倒れこみが得意なファイボスを状況に合わせて様々なリグで使用します。

 

1)バスがフォールに追尾せず、ボトムでの倒れこみでアピールする場合はリーダーレス。

2)カバー直下や中に浮いている時はテキサスリグ。

3)カバー際でのフォールをメインにしたい時はフリーリグを多用します。

 

最後にこのパターンが成立する条件をまとめると、

1)前日が晴天で太陽が出ていること。

2)夜間も晴天であること。

3)冷え込んではいるが、風のない穏やかな朝であること。

4)プロテクトされたエリアのプロテクトされた水面を覆うカバーを釣ること。

 

冷え込みのキツイ朝にとっておきのビックフィッシュと出会えるチャンスがある釣りなので是非試してみて下さい。