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コラム

ビッグバッカージグでマゴチを狙おう!

皆さんこんにちは!宮城県の伊賀拓実(@takumi.iga0119)です。

今回のお題は、ビッグバッカージグ!

多くは釣れていませんが、最近の釣果を振り返ってみると明らかにビッグバッカージグで釣れてる回数が多いので、ビッグバッカージグのHow toを皆様にお伝えしていきます。

ビッグバッカージグの使い所

一番の使い所となるキーポイントは

遠浅、沖ブレイク、ベイトフィッシュ、ハイプレッシャー

この4つのうち1つでも重なるエリア、シチュエーションがあればビッグバッカージグの出番です。

キーポイント① 遠浅

宮城県サーフの様な遠浅サーフは、水深に変化がないため魚のポジションがバラバラです。

また、産卵期(6月後半〜8月後半)は浅瀬に上がって来て産卵をしますが、遠浅なので沖でも産卵します。そうなってしまうと、ワームやプラグルアーで沖を狙う事ができないので、ビッグバッカージグのウエイト(20g〜40g)を使い分けて手前から沖を探ってみましょう!

キーポイント②沖ブレイク

フラットフィッシュに限らず、魚は岩場や根など身を隠す場所を好みます。

サーフだとどこに隠れるのか?ブレイクと言われる、沖の瀬や砂が盛り上がっている所に身を潜め捕食するタイミングを狙っています。やはり手前より沖の方が魚の個体数が多いですし、良型のフラットフィッシュを狙う事が可能なので沖を狙いましょう!また、ビッグバッカージグは後方重心なので飛距離が凄く飛びます。貴重な1匹を狙うなら沖です。

キーポイント③ハイプレッシャー

フレッシャーが高い=中々口を使わない。

東北を代表する宮城県サーフは、平日でも多くのアングラーで賑わっていますがその分、常にプレッシャーがかかっています。そんな時はどこを狙うのかと言うと沖です。上記の「沖ブレイク」と似ていますが、手前に居る魚はルアーを見慣れている魚が多く違和感を持ちながらバイトしてくるので、ショートバイトがよくあります。ですが、沖の魚はルアーに慣れていない「フレッシュな魚」が多く、確実にアタックして来るので、フッキングミスやバラシが減りより多くの魚をキャッチ出来ます。

キーポイント④ベイトフィッシュ

サーフのメインベイトは、イワシやハク、キス、稚鮎、イナッコといった小さめのベイトを捕食しています。ベイトフィッシュは小さく、素早い動きをするので42mm〜78mmのサイズ感があるビックバッカージグはまさにマッチザベイトだと思います。個人的におすすめは、30gの62mm。操作性が一番良いサイズ感なので、女性の方や初めての方でも疲れる事なくキャスト出来ます。

アクション方法

私は、ビッグバッカージグをメインに1日のプランを立てますが、ほとんどのアクションが「ストップ&ゴー」でアクションします。それにはちゃんとした理由があります。

フラットフィッシュを釣る上で、ルアーのレンジというのは凄く大切になって来ます。ボトムに当たりすぎるとプレッシャーを与えてしまいますし、上を引きすぎてもルアーの存在に気づいてもらえません。そういった時はボトムと中層を交互に引いてこれば良いのです。

ストップ&ゴーは巻いて止めての繰り返しですが、止めた時に食わせの間が出来るので、その時にバイトして来ます。ルアーの動きに緩急があると魚の野生的本能が刺激されスイッチが入り、プレッシャーが高いポイントでも本能で食べに来てしまうのです。

巻きスピードの速さは大体、1秒間にハンドルを3回転回すイメージです。それを、5回巻いて止めてこ繰り返しで行います。また、ビッグバッカージグの30g以下を使用する時は、スローに誘う事が可能なので、1秒間にハンドルを2回転回すスピードに落とし、ボトム付近をベイトが漂うイメージで誘います。

最後に、ワンポイントアドバイス

ロッドを振り切る

フラットフィッシュを狙っても、青物やシーバスといったスペシャルゲストが混ざって来る事がたまにあります!ロッドを振り切った時に釣れる事が多く、沖を回遊している魚が釣れたりするのでこれも楽しみの一つですね。
飛距離やアクションを変えるだけで、いろんな楽しみがあるのでサーフゲームは飽きません。
皆様も是非!ビッグバッカージグでマゴチを狙ってみてください!