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バスオブジャパン第4戦優勝

皆さんこんにちは、古沢勝利です。
バスオブジャパンというトーナメント団体をご存知ですか?
日本ではNBCが1番大きい団体で、その他にもWBSやTBCという団体があるのですが名前くらいは聴いたことがあるんじゃないかな。
実はその中でも日本で最も古い団体がバスオブジャパンだったりするんですけどね。
でも、今まであまり耳にしなかったことはなかったですよね、きっと。
それはさて置き、バスオブジャパンの母体はあのB.A.S.S.なんですよ。
そうなんです、アメリカ最大、いや世界最大と言っても過言ではないトーナメント団体であるB.A.S.S.の日本支部がバスオブジャパンなんです。
そんなバスオブジャパンのトーナメントに今年より参戦をしている古沢ですが、先日は神奈川県芦ノ湖で行われた試合に出場して来たんだ。
芦ノ湖といえば日本のバスフィッシングのルーツのフィールドなのはご存知ですよね?
これに関しての説明は割愛しますがそうなんですよ(笑)
芦ノ湖は火山によってできたカルデラ湖という日本でも珍しいフィールドだったりします。
なので山の上の方にあるフィールドなので水も景色もとっても綺麗だったりします。
しかし、バスの釣り易さに関してはかなり難易度の高いフィールドであり、今回の試合でもかなり苦労させられた。
事前に入ったプラクティス(練習)ではかろうじてガンダレルで1本釣れた程度で、あとは全くもって異常無し!?
しかし、7月末に行われた釣り大会の際にバスを放流しており、その残りのバスだけは何とか釣れてくれた。

そんな練習の結果からもネイティブと呼ばれる天然の芦ノ湖バスは狙わず、当日は放流された養殖のバス、いわゆる「放流バス」をターゲットに試合を進めることにした。
結果的に言うとこの作戦は見事に的中だったと思う。
リミットである5本のバスを揃えることさえ難しいと言われていた状況でスタートして2時間で5本のバスをキャッチすることに成功。
ただ、放流バスでさえプラクティスのようなイージーさは全く無く、湖自体のコンディションがあまり良くないのを感じた。
そんな状況の中で勝負の行方を左右するネイティブバスを狙いに行くことに。
でも、いつものようにガンガン攻めることはせずスローにじっくり釣りをすることを心掛けるためにルアーもベクタージグ(カラーはグリパンブルーのノートレーラー仕様)をチョイス。
しかしスローとはいえ、ある程度の水深まで探ることやクリアなフィールドを考慮してのプレッシャーを軽減するためのロングキャストの必要性などから4.5gという1番重いものを使うことにした。
風の当たる大岩が数多く点在するエリアにオーバーハングによるシェードが絡むエリアでこの釣りを試すとすぐに答えが返ってきた!
この選択は見事的中だったようでプラクティスでは全く相手にもしてもらえなかっためちゃめちゃ綺麗な芦ノ湖ネイティブを2本もキャッチすることに成功!!

そして、古沢はどうなったかと言いますと写真の通りです!?
そうです、優勝したんですよ!
予想以上のタフコンディションという状況も僕の味方になってくれたのですが、それでもやっぱり優勝は嬉しいですよね(笑)

実はバスオブジャパンのトーナメントで年間1位になると凄い権利がもらえるんですよ。
何と日本代表として本国アメリカで行われるフェデレーションチャンピオンシップに参加することができるんです。
仮にこのフェデレーションチャンピオンシップで優勝でもしようものならあのバスマスタークラシックにも出場することができるんですよ。
(ちょっとピンとこないかもしれませんが物凄いことなんですよ、これは。苦笑)
まぁそれはさて置き、残す試合もあとは1つ。
そして、古沢のランキングは現在1位。
で、最後の試合は人生初の七色ダム。
さぁ、どうなることやらって感じですがめちゃめちゃ楽しみだったりもします(笑)