COLUMN
コラム

ビークロールスイマーに秘められたこだわり。

今年新たに登場する西村嘉高プロ監修のビークロールスイマー。

“巻き”に特化させたスイミングジグとして生まれた、このラバージグ。
ビークロールスイマーには、トップトーナメンター西村嘉高の経験に基づく理論をとことんまで詰め込んでいます。その細部に至るまで映像を交え徹底的にご紹介させていただきたいと思います。
今回のコラムでご紹介させていたく特徴は
3サイズ同シルエットの樹脂タングステン製ヘッドがもたらすメリットついてご紹介させていただきたいと思います。
ビークロールスイマーは3/16oz、1/4oz、3/8ozの3ウエイトをラインナップし、ヘッドの素材は樹脂タングステン製。そもそも、樹脂タングステンというのは、タングステン素材とプラスチック樹脂を混ぜて作られた素材です。タングステン素材を多く含めば高比重に、少なければ低比重。比重の違いが出しやすいヘッド素材こそ、樹脂タングステンなのです。

西村プロをはじめとするジャッカル開発チームはその樹脂タングステンの製法に着目。
“タングステン素材の混合比率を変えることで、3サイズとも同じヘッドサイズを維持したまま異なるウエイトが出来て、3サイズともに同じ巻き抵抗感が実現できるのでは?”
という疑問から端を発したアイデアは、すぐさまテストサンプルとして投入されました。
結果は非常に良好で、3サイズほぼ同じ巻き抵抗感で巻けるようになりました。

同じ巻き抵抗感を維持しながら、ウエイトの違いは当然ありますので、ルアーが泳ぐ泳層が異なります。つまりは、同じ巻きスピードと巻き感でレンジ攻略が可能になったのです。
百聞は一見にしかず。流れを発生させる回流水槽で3サイズを同時に泳がせた時の泳ぐ層の違いをご覧ください。

流速が早くなるにつれ、軽いウェイトから順に浮き上がり、最終的には3サイズ「異なるレンジ」を「同じアクション」で泳いでいるのがお分かり頂けるかと思います。
・3/16oz 0.1m~0.8m
・1/4oz 0.3m~1.3m
・3/8oz 0.5m~1.8m
を目安にお使い下さい。
“巻き”を一日中繰り返すアングラーにとっては、レンジをシビアに意識することで釣果が激変することは周知の事実ではありますが、ジグウェイトを変えると水を受ける面の大きさが変わることでスイム姿勢とアクションが変わることも。
しかし、このラバージグはアングラーが望む、いつもの釣れる巻きスピード、いつもの巻きのリズムを容易に維持することを可能としました。
是非、ビークロールスイマーで一歩上のスイミングテクニックをご体感下さい。