COLUMN
コラム

吊るしを極める。専用設計から生まれたBEAK開発秘話(カラー編)

前回のコラムでは、ジャッカルから発表となったスモールラバージグ(以下、スモラバ)のBEAK/ビークの開発コンセプトや特徴についてご紹介しました。

ヘッドの形状や機能、用途に合わせたフックの線径など、細部まで徹底的にこだわった点についてご理解いただけたと思いますが、スカート部やカラーも同様です。

 

まずシリコン製スカートを、前と後の長さを変えた段巻にすることで、適度な抵抗感を作ることでアクション時の操作性の向上と細かな波動によるアピールを実現します。

そしてカラーは厳選した8色をラインナップ。どれもが実績と経験に基づいた設定です。

 

グリパンチャート

ダークカラーのアクセントとしてチャートリュースをあしらった定番色。ササ濁りからすこし茶色く濁った水色までをカバー。また、水面付近での吊るしの際に、視認性の良いチャートリュースが目印代わりにもなるのでオススメです。

 

チビザリ

オレンジ系/ブラウン系/ブラック系をミックスしたザリガニイミテーション。暖色系カラーを組み合わせたことで茶色系に濁った水色では非常に強いカラーです。シルエットをはっきりさせつつ、食わせの要素も兼ね備えた定番色でもあります。トレーラーとしてRVバグ1.5インチとセットして、スローになめるように誘うと…

 

 

スポーンギル

産卵期の婚姻色を発色させたブルーギルをイメージしたカラー。岸沿いのオーバーハング下やブッシュ周りに群れる子ギルはバスの格好のターゲット。いきなり”ボコッ”と捕食モードに入った光景を見たことのある方もいるのではないでしょうか?。水の透明度に関わらず馴染みが良いので場所を問わずに使える万能カラーです。

 

 

 

ダークグリパン/ブルーフレーク

ソフトベイトでは必須カラーの濃い目のグリーンパンプキンベースに少し薄いシナモン系カラーをミックス。黒のシマシマと青ラメの組み合わせは、倒木周りで保護色をしたテナガエビそのもの。人気/実績の高いカラーです。

 

シルエットブラックスモーク

藤田京弥プロ一押しのカラーでもある「シルエットブラックスモーク」

濁った水色や日陰でもシルエットのハッキリでるブラック系をベースにエビのような透明感のあるスモークをあしらった一色。ジグの定番であるブラックをアレンジしました。状況によって他と差の出る事も多いので押さえておきたいカラーです。

 

抱卵スジエビ

お腹に卵を抱いた産卵期のスジエビをイメージした抱卵スジエビは、ビークの中では最もナチュラル系のカラー。シャローのカバー周りのエビを積極的に捕食するエビボイルパターンなどでは欠かせません。透明度の高いフィールドでもどうぞ。

 

マーモシークレット

加木屋プロの熱いリクエストにより生まれたマーモシークレット。雨後の河川などで強さを発揮するカラーで、ピンクやチャートなどがアクセントで入った”強すぎないアピール”が特徴です。

 

脱皮スジエビ

脱皮した直後のほんのり色づいたスジエビをイメージした一色。抱卵スジエビと並んでビークのナチュラル系カラーを固める鉄壁の一色。透明感のあるエビを見事に再現しています。

 

以上がジャッカル自信のラインナップです。透明度の高いダム湖から濁った平野部の湖沼まで様々な状況に対応しますので、ぜひ皆さんのタックルボックスのラインナップにどうぞ。