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春の五島列島で巨大ヒラマサ捕獲

こんにちは、しょごたんです。
いよいよ4月が近づいて来て、釣り場でも春を感じられるようになって来ました。

様々な釣り物が賑わう中、個人的に毎年力を入れているのが春のヒラマサ「春マサ」です。春のヒラマサは、産卵前の荒食いで沿岸部に差し込んで来ると言われていますが、その中には10kg、20kgクラスといった超大型の個体がいて、出やすいのが春マサシーズンなのです。

そして、先日… 3月8日に事件は起きました。

ジャッカルステーションの撮影で五島列島を訪れていたのですが、まだ3月上旬という事で水温も今ひとつ上がりきっておらず、春マサの走りといったタイミングでした。案の定、ロケが始まっても中々厳しい時間が続きます。しかし、お昼前の潮返しのタイミングに事件が起きました。突然沖から海鳥が飛んできたと思えば、その下で明らかに特大ヒラマサのボイルが!遠めでしたが、喰われているベイトはキビナゴのように見えました。この時、2023年の新作プラグのサーペンス160を投げていたのですが、届けば喰うのにボイル位置が遠くて届かない… という事で、CiAN 99XHに結んでいた『CiANジグデフォルト 85g』を遠投。

これなら余裕でボイル位置まで届きます。着水から10カウント沈めて、CiANジグデフォルトのジャーク後に出る浮遊感を活かし「ヒラマサに叩かれて弱っているベイトを演出」します。このCiANジグデフォルトならではの「浮遊感」を活かした攻め方は、イワシやキビナゴを中層で拾い食いしている青物には非常に効果的です。

そして、優しくジャークをしていたロッドにひと際激しい衝撃が!

明らかに巨大なヒラマサだと分かるそのパワーにドラグも引き出されます。しっかりとCiAN 99XHに体重を乗せて曲げこみ魚にプレッシャーを与えながら、巻ける時はショートポンピングで素早く巻き取ります。しかし、足元まで魚が近づいた時に大きな難関が待っていました。「瀬擦れ」です。大きく張り出した足元のハングに思いっきり走っていくヒラマサ、そしてPE4号・リーダー70LBが瀬に思いっきり擦れ始めました。こうなるとキャッチできるかはかなり難しい状況です。大型ヒラマサと対峙するのは4号PEラインというのは決して安心できる強度はありません。こんな状況で大事なのは「慌てず、ラインを一点で擦れさせない」事です。ラインの特性上、一点で擦れてしまうと一瞬で切れますがドラグを使って広範囲に擦れさせれば案外持ってくれます。その様に慎重に粘っていると瀬に噛んでいたラインが外れて魚が沖に離れた。99XHを思いっきり曲げこんで一気に浮かせにかかる!そして見えてきたのは巨大なヒラマサの姿。明らかに10kgは軽く超えている魚体に慌てながらもなんとかランディング。

計測してみると「119cm、15㎏」のモンスターヒラマサでした。もちろん僕個人の自己記録です。

今回、この自分の釣り歴史に残るヒラマサと出会えた事、そしてなにより僕とジャッカル開発部の皆さんと作り上げた『CiANジグ デフォルト』とCiANロッドでキャッチできたことが感動でした。

是非皆さんもCiANシリーズを使ってみてください。ジャッカルが本気でロックショアに掛けている情熱を少しでも感じてくれれば幸いです。最後に、今回の釣行はJACKALLSTASIONにアップされているのでそちらもチェックしてみて下さい。