COLUMN
コラム

室蘭ロックフィッシュ、オカッパリ

北海道の甲斐です。
今回は少し前に2日に渡り室蘭でオカッパリをしてきたので、そちらの模様を紹介します。

思わぬ苦戦となったオカッパリ初日

ボートロックではそこそこ良い状況になってきているように思えた室蘭ですが、オカッパリはどうなのか?ということでランガンしてきました。

港内をメインに回りました。この時期は、潮位や上げ下げのタイミングで大きく変わってくるのが特徴です。
秋は下げ潮が主体になる傾向が多いので、そこにウエイトを置いて、ポイントへ入る順番、アプローチをプランして挑んだのですが、結果としてそれが大外れ。

魚自体はまだまだ秋めいているような感じではなく、夏〜秋にシフトするくらいの進行具合だったので、上げ潮での釣果が主体になりました。

この時期定番のファイボス3インチ、DBユーマフリー3.8インチ、ウェーバーシュリンプ2.8インチなどを使いながら探るも、反応がなく・・・
やはりここは頼りになる「シザーコームロックフィッシュ3.8」にチェンジ。

ドンピシャにはまり連発です。

カラーは、食いの渋い時期やナイーブな時期にナチュラルに魅せることが出来るのが特徴である「バンノウメロン」。

時期的にルアーを動かしすぎると食わないので、アピールしつつナチュラルに誘えるよう3.8インチをセレクト。
サイズによるアピール力に加え、ボディが大きくすることで、水の抵抗が強くなり、シンカーとルアーの距離が長くなります。ワームがフリーな状態を長くなるのでバイトチャンスを増やします。
少しの水受けでユラユラと動くシザーコーム特有アクションは、止めたタイミングでも誘えるのも強みです。

カラーやサイズも使い分けをすることで釣果とサイズがアップできるので、ぜひお試しいただければと思います。

値千金の46cm

2日目は前日の釣行から得た「季節の進行は思ったより進んでなかった」ことを踏まえ、エリアセレクトやアプローチをプランニングをして挑みました。

しかし、昼過ぎまででバイト数は片手で数えれる程度。初日の再現を狙いましたが、大苦戦。

正解がまったく分からない状態のまま、タイムリミットの夕方になってしまい…。最後の最後になかなかタイミングが合わずに入れなかったエリアへエントリー。

シザーコームロックフィッシュ3インチ バンノウメロン 28gフリーリグ


ここでダメならゼロも覚悟していた心境でしたが、念願のバイトで値千金の46センチのアイナメ をキャッチ。

なんとか最後に出せて一安心。

蓋を開けてみれば、魚自体は秋ではなく夏寄りの出方とポジション。
港内の進行は大きく遅れているようでした。

固定概念や思い込みでの判断は、状況を見定めることの妨げになってしまうということを改めて実感。そこを尚更柔軟に出来なければならないので、今後のためになる釣行となりました。

シザーコームロックフィッシュ、カラーセレクト

今回もシザーコームロックフィッシュ、バンノウメロンに助けられましたが、冬に近づくにつれて、水質がクリアになってゆき、そうなってくると今度は「セクシーウィニー」の出番が増えてきます。

季節の進行や水質に合わせて、また違ったアプローチやカラーセレクトでいろいろ試して見て下さい。

なお、こちらの模様は釣り新聞ほっかいどうに掲載されていますので、合わせてごらんください。

https://www.instagram.com/p/CXQzUVMvBct/