COLUMN
コラム

高知 鯛ラバトーナメント

激流ぅー、爆流ぅぅぅううう♪
鯛ラバ大好き、田中亜衣ですっ。

てか、寒うぃぃぃぃぃぃいい!!!!!
夏に紫外線と戦いながら鯛釣りをしていたのも和らいでホッとしていたのも束の間…
一気に乾燥というお肌に悪い季節の冬になってしまったぁー。
いやー、女子的には魚のコンディションよりお肌のコンディションのほうが気になるのょ…(笑)

そんな中、少しでも暖かいところで釣りをしようと、南国土佐!!
高知で初めての鯛ラバトーナメントに参加してきましたよぉ〜

高知市内にあるフィッシング今井さんが主催のトーナメントで地元の鯛ラバファンはもちろん他県からもたくさんの方が参加されました。

ポイントは土佐湾。
大半が砂地のフラットで所々に漁礁が沈み、まだまだ未開拓な魅力あるフィールド。
真鯛、チダイが対象魚でリミットは5匹。
アタシ自身、夏にイベントに来た時には、いきなりナナマルクラスを釣った相性の良い海で今回もワクワクドキドキ的な感じ♪

が……
ここ南国土佐でもここのところの急な冷え込みのせいか真鯛はご機嫌ナナメ。
チダイじゃウエイトを稼げそうにないけど、そのチダイもそう易々と釣れない状況。
水深60〜80メートルのポイントで敢えて爆流の200gを使い中層に浮いている一発大物を狙うか…またまたボトムから10メートルまでのチダイをシルエットの小さなビンビン玉スライドのタングステンで丁寧に誘うか…

うーん、迷うなぁ

でもね、今回のトーナメントはリミットが5匹。
今の状況では、リミットメイクするのも至難の技ということもあり、少しでも他のアングラーとアドバテージのあるチダイ狙いをすることに…

最初はタングステンの80gから。
どんな魚種も小型の魚は小さなシルエットで派手な動きやカラーを好む傾向があるからね…
なのではスカート無しの鯛カーリーをバックファイアーキャップにセッティング。
トーナメントに限らず、スカートやネクタイの素早い交換にはバックファイアーキャップは欠かせません。

なんとも言えない釣れそうな感じでしょ♪

しばらくするもアタリがない。
うーん、なにが不満なんだっ(笑)
魚探にはそこそこの反応がある。
ホームでは操船しながらの鯛ラバゲームをやっているアタシ、こんなことはよくあることなのですが…

こんな時の打開策その1、超高速巻き!

活性が低いからといってスローに誘ってると真鯛に見切られることって多いんですょ。
なので速く巻いてリアクションバイトを狙うという作戦。
しばらく釣るも…
うーん、これも結果がでない。

で、打開策その2、フォールスピードを上げる。
これは先ほどと同じような考えで、リーリングスピードと同様にフォールで反応する魚に見切られないようにする作戦。
もともと真鯛は上から落ちてくる餌に凄く興味を示す傾向があるので、意外と知られてませんがヘッドを変えてフォールスピードを操ることは釣果アップへの近道なんですょ。
てなわけで、トレーラーはそのままでヘッドをタングステンの80gから120gチェンジ。

しばらくすると…
ボトムから7、8メートルでバイト、前アタリはなく一発で乗った感じ。
状況や小さな小気味よいファイトから30センチくらいのチダイみたい。
ようやくの一匹にホッとした瞬間…

ポロっ

まじかぁー!!!!!

あと少しやったのに
魚探には水面から8メートル付近でフックアウトした魚がボトムに戻る姿が…

ゔー、こんなバレかたって普段はないよねっ
まさに、「The トーナメント」

なんども言いますが、5匹のリミットメイクができたら優勝かも…

それだけに貴重な1匹だったのにぃー

まぁー、少し正解に近づいたから…
と、気を取り直して、

しばらく釣るも、たまに触る程度のバイトがあるだけ。

ここで打開策その3、フォールのアタリを取る。
先ほども言いましたが、真鯛は巻き上げよりもフォールするルアーへの反応が良い魚。
なので、フォールでアタリをとり真鯛が自分のルアーを追従する気配を感じることでバイトのチャンスを上げるというものです。

ルアーもフォールのアタリをとりやすくするということを優先に軽いウエイトへ。
トーナメント中は時間との勝負、なんでも極端にやって正解を導きたいので、水深は70メートル以上あるのですがタングステンの45gをチョイスしてトレーラーはそのまま。
すると先ほどとは違いフォール中にバイトが出るように…
フックアップには至らないけど明らかにこのルアーを好んで追っているのがわかる。

答えは近い!!

そんなことを思いながらフォール中のバイトに集中。
すると、ボトムから10メートルくらいのところでフォール中のルアーにバイト、そのままフォールさせるとバイト、バイト、バイト!
着底はしてませんが敢えてそこでターンしてリーリング。
すると…
一発でフックアップ!!!
激流ぅー♪
快心の一撃っ♪♪♪
サイズは小さそうだけど難しい状況の中の1匹。ほぼこれがこの瞬間の答えじゃないかなー。

上がってきたのはキーパーギリギリのチダイ。
サイズは小さいけどこれを釣らないと勝てないのょ。
でっ、ここから怒涛の追い上げ

パンパンパンと全部で3匹。小さいけど真鯛も混じって気持ちいいー♪
あと2匹、あと2匹っ
いやー、そう甘くはないのがトーナメント。フォールでのアタリがなくなってしまった。
最後まで、いろいろ考えて頑張ったんだけどねぇー、ここでストップフィッシング。

結果はね3匹。 それでも4位だったのょ。
勝つことはできなかったけどチャンスのあった今回のトーナメント、凄くスキルアップした気がします。

また高知のトーナメントがあるみたいなんで、次はもっともっと頑張って優勝するよっ♪

大会を運営していただいた関係者のみなさま、そして一緒にトーナメントを闘った鯛ラバファンのみなさま、ありがとうございました。

ではでは、良い釣りを♪