COLUMN
コラム

“ビッグバッカー128” でランカーシーバスゲット‼

兵庫県 淡路島と四国 徳島県の間、鳴門海峡からの釣果報告です。

 

最小幅30mほどの海峡は、潮が流れる時間帯は日本有数の激流となります。
数ある現在のシーバスフィッシングにおいて、最も速い流れの中での釣りになるでしょう。
ただ、激流とはいえベイトフィッシュが溜まるのは激しい流れから弾かれた部分なので、
通常であればフローティングミノーを流れに逆らわずドリフトさせていけば、
自動的にシーバスが潜むスポットに入ってくれるので、
それほど苦労することなく釣りをすることも可能です。

 

が、しかし。

 

それはベイトフィッシュが大量にいる場合の話。
ベイトフィッシュがいなければミノーの釣りは成功率が悪くなります。
ベイトフィッシュが水面に群れていない場合、シーバスはどこにいるのかというと、
やはり激しい流れの中に潜んでいます。

イメージとしては、
海峡の底に点在するシモリの裏側に着いて激しい流れを避けているような感じです。

 

こういう個体を直撃するには流されてしまうフローティングミノーではなく、
重量のあるルアーが有効です。


数年前、“弾丸スカッドシリーズ” を駆使してヒットに持ち込む方法を得ることができました。


近年は “ビッグバッカーシリーズ” といったメタルバイブレーション、


あるいは低重心で重量の割りに速く沈められる、
“RE/70” が激しい流れを直撃しても沈むので重宝しています。

 

しかし、水深がほとんどない上に底が荒くしかも激流。
ラインコントロールを少しでもミスすれば根掛かり必至のシビアな釣りです。
今回は、PE3号のビッグベイトスタイルのタックルを試してみました。
これだと少々根がかっても回収率は上がります。
また、スピニングタックルのように余計なラインスラックが出ないので、
ルアーの所在がよりはっきりします。
つまり操作性においても有利です。

そして、何より “ビッグバッカー128” の飛距離と強固なタックルのおかげで
激流をしのぎながら82cmの良型を獲ることができました。

デイゲーム、ボートゲームなど活躍の場が多く、
しかもビギナーが使用しても釣れてくれるメタルバイブレーションは優秀なルアーですが、
操作次第で激流を制することも可能なのです。