COLUMN
コラム

どちらを選ぶ!? ビンビンスティック VCMとHS

皆さんこんにちは、今年デビューした鯛カブラ専用ロッド “ビンビンスティック”

ベーシックなVCMモデルに、この秋、高感度(ハイセンシティビティ)HSシリーズが仲間に加わりました。

全く仕様の異なるモデルになるのですが、スペック上では差はわかりにくいと思います。

それぞれどのような特徴なのか、ご紹介させて頂きます。

 

まずビンビンスティック (VCM)

カーボン+グラス素材のしなやかなブランクをバサルト(玄武岩マテリアル)で補強。
一言でいうなら、『安心感を具現化したロッド』です。
魚が掛かってからのクッション性とリフティングパワーに優れ、バレ難いロッドです。

突然のヒットに焦って、ついつい強引なやり取りをしてしまいがちになる時にも、
ロッドがしっかりと助けてくれます。

強度にも優れるのでラフファイトに持ってこいのシリーズになります。
スローテーパー気味のロッドですので、錘負荷の幅が広いのも特徴です。
曲がった状態からも、バイトに追従して更に食い込みます。

バレに苦しんだ事のある方には一度お試し頂きたいシリーズです。

 

 

そして、新作となるHSシリーズ

ソリッドティップを採用した繊細な仕様ながらもベリー部分に適度な張りを持たせる事で、
波・風によるティップの暴れを抑えました。

それによりラインの放出や手元の感触では判別できない程の着底を完全に視覚化してくれます。

着底をいち早く感知できる事により根掛かりが減少。

また、フォールで追ってきた鯛も、着底直後に巻き上げられるのでバイトに持ち込める確立がぐっと高くなります。
よりテクニカルな攻めをしたい方には最適なモデルです。

HSシリーズにはSULとULの2タイプありますので、深さや錘負荷で使い分ける事が可能ですが、
それだけでは無く、船の流し方でもロッドを使い分ける事ができます。
ドテラ流しなどティップへの負荷が軽い状況であればSULのティップが着底感知に優れます。

通常のバーチカルで釣る場合にはULがより高感度と言えるでしょう。

 

 

戦術によってロッドを使い分けて頂くことで、

鯛カブラゲームは更に面白いものになりますので、

この秋、皆さんもタックルセッティングに悩んでみてはいかがでしょう。

季節やシチュエーションに応じて、きっとベストなものが見つかるはずです。