COLUMN
コラム

JB TOP50野村ダム戦を振り返って。

う~ん、今回のトップ50は予選落ち。 正直マズい展開です。

思えば、去年の後半戦で失敗して以来、もうちょっとオープンマインドになろうと心に誓っていたのですが、今回も同じミスを繰り返してしまいました。

僕の場合、シーズナルパターンを基本に、プラの結果から本戦での軸をしっかりと決めて戦うことが多いのですが、そのパターンが正解だった時の破壊力があるものの、読みを外してしまうと、かなり苦戦してしまうことが多いのが過去からの傾向でした。 特に最近は、トップ50の参加選手も年々信じられないスピードでレベルを上げてきているので、ハズしてしまった場合は簡単に予選落ちしてしまうことも少なくありません。 そして今回のトーナメントは残念ながらそんな展開となってしまいました。

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 今回のトーナメントで僕が組んだパターンは「下流域のコンタクトポイントを釣りきる!」というものでした。 通常、この時期のリザーバーであれば上流域のコンタクトポイントが鉄板なのですが、真冬のような天候による急激な水温低下や、フィッシングプレッシャーを考慮して、あえて下流域をメインに展開を組みました。 ところがその展開が完全にウラ目に。 本来良いポイントであれば、次から次へとバスが差してくるはずなのですが、バスの供給が全くなく、初日で釣りきってしまう形で、2日目はノーフィッシュで終わってしまいました。 フタを開ければ上流でのパターンが正解だったようで、完全な戦略ミスであったようです。 もちろん1日目の早い段階で下流に見切りをつけ、上流狙いへアジャストできればよかったのですが、自分の理論を強引に押し通してしまう悪い癖が今回も出てしまったようです。 

 まあ、悔んでばかりいても仕方がないので、気持ちをスパッと切り換えて次回の北浦戦に臨むつもりです。