COLUMN
コラム

ベクタージグを貴方好みにチューンアップ。

皆さんこんにちは。プロスタッフの早野剛史です。
今回は、「ベクタージグ」のチューンについて解説したいと思います。
ノーマルでも十分魚を寄せて、食わせれるベクタージグ。
しかし、プレッシャーの高い湖やダム、
野池では「後もう少しで喰うのに!」といったシーンに合うケースもしばしば有ります。
そんな時に私が行うのが、ラバーカットのチューン。

画像の下のベクタージグが頭側のラバーをカットした状態。
例えば同じウエイトの使用感の違いで言いますと、
ノーマルのラバーの状態→フォールスピードはスローフォールで移動距離も抑えられ、
ヘッド側のラバーのボリュームがある為シルエットも動かすと変動しやすい。
 
ヘッド側のラバーをカットした状態→フォールスピードが速くなります。
そして何よりボトムやダムや野池等で良くある浮遊物
(細かい落ち葉、桜の散った花、流れてきた枝)への「搔く力」がアップします。
ルアーの存在感がアップするとともに、
ボトムでの使用に関しては移動距離は長くなりやすくなるものの、
「ボトムを搔いて土埃などが舞ってシルエットがボケる」効果が得られます。
 
あと少しで食うのに…っという状況下で色を変えてもウエイトを変えてもバイトに至らない、
状況下ではラバーカットをすることで全く違った、
反応が得られることが多々ありますので是非皆さんが通っているフィールドで試してみて下さいね。